【君がいたから】第6話 「婚活パーティーに…?」
私はまだ麻酔から目が覚めていないおばあちゃんの手を優しくそっと握りながら病室で静かに待っていた。
そして数分後、おばあちゃんが麻酔から目が覚めた。
あすか「…!!おばあちゃん!」
おばあちゃん「あ…。すべてを思い出した。あすかよ。あんたのお友達はすごいねぇ。」
あすか「でしょ~。おばあちゃん!治ってよかったね!」
おばあちゃん「そうだね。お礼をしっかり言わないといけないな。あ…そういえば…。あんたのお父さんが死んじゃったのは…もう知ってる。実は病室で話がかすかに聞こえてたんだよ。今それも思い出してね。」
あすか「そう…なの…?でもおばあちゃん!もう自分を犠牲になんかしないで!お願いだから…。」
おばあちゃん「分かったよあすか。おばあちゃんの事をこんなにも心配してくれてありがとう。」
あすか「もちろん!」
良かった!これでもうおばあちゃんが自分を犠牲にすることはない!本当に良かった…。
おばあちゃん「ところであすか。あんた、恋人はいるのかい?」
あすか「え…いない…けど?」
おばあちゃん「好きな人とか気になってる人は?」
あすか「いない…ね。」
おばあちゃん「えぇ~?あんたいい年してなんでまだいないのよ~。よし!あんた……婚活パーティーに行ってきなさい。隣町の。」
あすか「えぇ~~~~~~!?いやいや無理無理無理!!!」
おばあちゃん「ちゃんとあとを次ぐ子がこの先いるのか不安になってきたわ。あんた、近くの〇〇駅に〇〇電車があと約21分で着くから、さっさと行ってきなさい。」
あすか「……。分かった。」
おばあちゃん「よし!良い子だ。良い子だ。」
おばあちゃんの調子が治ったばかりなんだし、せっかくならおばあちゃんのために行ってあげるか…。
こうして私は隣町の婚活パーティーへ行く事になった。
ー1時間30分後ー
あすか「わお…。」
パーティー会場は思っていたよりも大きく、人がたくさんいた。
もう最悪。やっぱ来なければ良かった…。その時。
???「こんにちは。」
あすか「え…。こ、こんにちは。」
???「僕の名前はかなとです。よろしくお願いします。」
あすか「私の名前はあすかです。えっと…こちらこそ、よろしくお願いします。」
この人、かなとって言うんだ。以外に……イケメンかも?
かなと「君…いや、あすかは何が好き?」
あすか「あ…スイーツです!特にマカロンが…。」
かなと「ほんと?僕もだよ。気が合うね。じゃあ今から車で15分くらいのレストランに行って食べるか。めっちゃ美味いよ。」
あすか「え…?いいんです。そんな…。」
かなと「いや…行こ?」
あすか「は…はい。なら…お言葉に甘えて…。」
こうして私はかなとと二人でレストランへ行く事になった。
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は~い今回はまさかのこの展開wwww
誹謗中傷はNGな。
じゃあ(@^^)/~~~
>>28
もうすぐ見るから!(もう見てしまった)
め、、、めいが男の人だなんて・・・。