「見れる」とかいう違和感だらけの言葉wwwww〜口語文法解説〜

今回は、「見れる」という言葉について解説していきます。

「見れる」の意味

「見れる」とは、見ることができるっていう意味ですよね。

例えば、

「投票トークの通知が見れる。」

という風に使うと思います。

皆さんは、この文章になにか違和感を感じませんか？

違和感を感じる理由

結論から言うと、「見れる」と言う言葉に違和感を感じるべきです。

なぜなら、「見れる」より、「見られる」の方が適切だからです。

皆さんはそう思いますでしょうか？

そう思わない人もいると思います。

しかし、文法的なきまりにより、「見ることができる」、「見れる」ではなく、「見られる」に置き換えるのが適切だとされています。

その理由は、「ら抜き言葉」というものにあります。

ら抜き言葉とは、本来「ら」をつけるべきなのにも関わらず、「ら」を抜いている言葉(動詞)です。

「着れる」「食べれる」「来れる」などが例です。

しかし、「切れる」「喋れる」などはら抜き言葉ではないです。

それでは、ら抜き言葉かどうかはどのように見分けることができるのでしょうか？

ら抜き言葉の見分け方

可能を表す言葉の原型に「ない」をつけたとき、その言葉のなかの「ない」の直前が「ア段」なら、ら抜き言葉ではなく、そうでなければら抜き言葉だということになります。

例えば、可能を表す言葉「着れる」の原型「着る」に「ない」をつけたとき、「着ない」となり、「着ない」のなかの「ない」の直前が「き」となり、イ段となるので、ら抜き言葉だということになります。

また、可能を表す言葉「切れる」の原型「切る」に「ない」をつけたとき、「切らない」となり、「切らない」のなかの「ない」の直前が「ら」となり、ア段となるので、ら抜き言葉ではないということになります。

つまり、「見れる」の原型「見る」に「ない」をつけたとき、「見ない」となり、「見ない」のなかの「ない」の直前が「み」となり、イ段となるので、「見れる」という言葉はら抜き言葉とだということになります。

まとめ

コメント欄にいくつか問題を書くので、是非コメントお願いしま！

ありがとうございました。