八尺様は知っている?知っていない?


投稿者が高校生だった頃の夏休み、父親の実家に滞在した時のこと。縁側で寛いでいると、どこからともなく奇声が聞こえてきた。生垣の切れ端から見えたのは、白いワンピースを着た大女であった。
祖父母にその話をすると、態度が急変。その話を聞くとその大女は、封印されたはずの「八尺様」と呼ばれる化け物だという。なんでも魅入った人間を取り○したりしてしまうのだとか・・・つまり投稿者は魅入られてしまったのだ。
投稿者が聞いた声は低い声で「ぽぽ、ぽぽぽ」という声だった身長は約2メートル、麦わら帽子をかぶっていたという。
その後、投稿者は、ある部屋に連れて行かれ、その部屋に入った。その御札のなかには、窓は新聞ではられ、その上には、御札がびっしり貼ってあった。
そして盛り塩、仏壇があった。
そしてみんなから言い残された言葉は「この部屋から絶対に出るな」「7時半になるまで絶対にだれも話に来ないから」と言い残したそうだ。いつの間にか眠ってしまった投稿主。またあのこえが聞こえたので仏壇にお願いをしたら、その声は聞こえなくなった。いつの間にか盛り塩は黒色になっていたので新しくしました。その数分後「おーいだいじょうぶか。こっちに来ても良いんだぞ」と聞こえた。投稿者は恐る恐る声の方に近づこうとしたが、言い残された言葉に気がついた。あれはお父さんでも誰でもない。八尺様だと思った投稿者はすぐ仏壇におねがいをした。そうするとあの声がして、7時半になった。お父さんの声が聞こえ、恐る恐るドアを開ける。車の真ん中に乗せられ、みんなに「絶対に目を開けてはいけないと言われ車を走らせる。
またあの声が聞こえ少しだけ見てしまいあまりの怖さに「ひっ!」といってしまった。
みるな!といわれふたたたび目をつむった。八尺様から逃げ出せた投稿主が握りしめていた御札が黒くなっていた。しばらく御札を持って生活することになった。