ちはやふるで勝つべきなのはは千早？詩暢？

作者ゴリ押しの「卑怯イケメン最高！」の「たいちふる」のせいで、千早は夢や情熱やまっすぐさ大事にし卑怯やイジメ嫌いなはずが、イケメンの無理キス以降、「太一に心変わりか？」で釣るために、頂点目指す夢共有し、真っすぐで同じカルタバカの新は露骨に軽視で、ひたすら太一で頭一杯で、卑怯も嫌がらせも他人に迷惑も騙すカルタも気にもせず、というモラルのズレたキャラになった。

振った上、自分に性的行為する相手となんて普通距離取るはずが、頭の中は太一オンリーで、わざわざくっついて座ったり手繋いで家連れ込んだりと、ボディタッチ多用で思わせぶりな態度と依存続ける(そのくせ付き合ってやる訳ではない)

一方「2人で世界一に/一生好き/真っ赤な恋/あの情熱を受けて立つ」言ってた新はキープはするも軽視でほったらかしで、2人の対決も、新に嫌がらせする姑息な太一だけ応援し、一緒にクイーン名人戦出ようとする始末。

久々に会っても新とは会話もろくにせず、自分からは連絡一切せず、太一さえいればどうでも良さげなのに、太一おらず不安な時に新から電話きたら号泣とか、ただ男に思われてたいだけの、自分勝手な二股ビッチ化したし。

作品のテーマで主人公の夢と情熱のはずの「クイーンになる」も、たいちふるやってるうちに、全てにおいて太一優先になり、クイーンより修学旅行言い出し(旅行より太一で頭いっぱいやりたかっただけ)、無理キスされたら太一いないとカルタできない言って辞め(どこが少年漫画並のスポ根だよ...)、クイーンより団体戦言い(太一思って部長モードと新惨敗したかっただけ)、詩暢との約束破り泣いて再戦誓ったのに、また「受験あるしやめようかな」言い出すし(太一のおかげでやる気出たやりかっただけ)、大事な予選も爪痛いとやる気なしのグダグダだし、詩暢対策も、初心者の机や一度当たった桃ちゃんたまたま左利きだった以外、左手対策は皆無で、札配置の研究も他人任せ、高3の夏以降にやっとちょっとする程度。

格下なのに「自分が救う」言い出し、そのくせすぐ寂しい云々とベソベソ泣く。

カルタ愛も情熱も、カルタ界や選手の未來思う気持ちも、実際の練習量も全部劣ってるのに、数回特訓したら急に札の神様も見えて、詩暢レベルに爆上げだし。

っていうか、初心者多数の部活と白波会と時々試合以外特に何もしてないのに、恋愛ゴタゴタでカルタやめ図書室で受験勉強してたら、端から全員の動き状況把握の上あっさり新に勝つほどの神パワー発動できる謎の超人なんだし、詩暢など本気出したら瞬殺束勝ちなのに、なんでこんな茶番ピンチに接戦になってんの？

カルタサボり受験勉強してた格下の千早にボロ負けし、太一に1勝される程度の新が、なぜ史上最強の周防に勝てるんだ？

まあ千早は本気さえ出し、太一思い謎の部長モード発動なら、周防も瞬殺するほど異次元無双キャラなんだろうけど。

団体戦で「太一登場！ついに新に勝った千早と感動の再会！」するためだけに、あんな意味不明な酷い試合にしたせいで、パワーバランスも整合性も夢のカードの千早新戦も全部ぶっ壊れた。

ここまで全部おかしくなったのは、異常な太一ゴリ押しのせい。

最後もまたワンパターンの運命戦だし、これじゃ勝っても実力じゃなくただの運になるし、新は周防の劣化でやっと並んだだけ、千早は全部グダグダ化と、2人とも成長どころか劣化酷くて、これで勝っても「長年の努力が実り、遂に夢叶いよかったね！」とは全然ならんわ。

とにかくグダ女化した千早がクイーンはあり得んわ。