大阪府中学校(公立)の学力について解説していきます。
大阪府(公立中学校)の学力を解説していきます。
全国的な学力(結果)
【全国平均との比較】
国語→全国平均を下回ります。
数学→全国平均とほぼ同じです。
英語→全国平均とほぼ同じです。
理科→全国平均を下回ります。
【全国平均が60点の場合の大阪平均】
国語→大阪平均57〜58(全国平均60)
数学→大阪平均58〜60(全国平均60)
英語→大阪平均59〜61(全国平均60)
理科→大阪平均56〜58(全国平均60)
全国的な学力(考察)
大阪府の学力が全国平均と比べて低い理由は、大坂府の治安の悪さが関係していると思われます。
国語の学力が低い理由は、関西弁に慣れており、標準語を使う場が減るため、標準語のレベルは他の都道府県より低くなるからだと思います。
数学についてですが、C問題(上位公立高校の入試問題)の数学が極端に難しく馬渕等の塾に通っている人たちが対策をしているため、上位層の人数が他の都道府県よりも多くなりますが、平均点以下の人数も他の都道府県より多いため、全国平均と比べてほぼ同じまたはやや低くなる傾向があります。
英語についてですが、「英検2級を取ると当日は名前を書けば8割以上を得点できる」という大阪府公立高校入試制度があり、特にC問題は規格外の難易度であり英検2級(高校卒業レベル)よりも高難易度だと言われているため、偏差値70超えの高校を受ける受験生の約半数が英検2級を取得していることにより上位層の人数が他の都道府県よりも多くなりますが、平均点以下の人数も他の都道府県より多いため、全国平均とほぼ同じになる傾向があります。
理科の学力が低い理由は、大阪府が都会であることもあり他の都道府県よりも自然が少なく、他の都道府県と比べると(自然的な要素の多い)生物分野の学力が特に低いので、この推測は有効かと思います。
大阪府内での学力
北ほど学力が高く、南ほど学力が低い傾向があります。大阪市内では区による学力差が非常に大きいため、大阪市の学力は、大阪府の全市区町村の中では真ん中くらいの順位となっています。
終わり
大阪府の学力の特徴について解説しました。
是非感想をお願いします。