人が勉強する理由

3 2023/03/13 17:09

日本では小学校、中学校、高校、大学、まして就職してからもいろいろと勉強させられます。宿題や課題が出されることも少なくありません。人生にはこれでもかというくらい勉強が付きまとってきます。ところが多くの人は勉強というとマイナスのイメージを抱くはずです。ではなぜみんなに嫌われる「勉強」をしなければならないのか、私なりにまとめました。

3位 知識を得るため

勉強には、知らなかったことを知る、できなかったことをできるようにする、という意味があります。人生は選択肢の連続ですが、ひとつの分岐点に立ったとき、人は既知の選択肢しか選べません。ほかにどのような選択肢が存在していようとそれを知らなければその道に進むことは決してできません。逆に知っている事柄が増える、つまり勉強をして知識が得られれば、より望ましい道に進める可能性が高まります。学校の教科で言えば社会がこれによく当てはまります。世界の構造を知ることで自分を客観視できる教科、これが社会科です。こう考えると人生は知識によって豊かなものに変えられ、知識は勉強によって養われると理解することもできないでしょうか?

2位 将来を幸せにするため

将来の幸せと書きましたが、ここでは経済的余裕を幸せと呼ぶことにしましょう。幸せになるには良い企業に就職するか、企業の中の上位の存在になる必要があります。そのためには実績が必要ですが、これを得るのには勉強が必要です。実績にはいろいろな形態がありますが、学歴を例に取りましょう。就活のとき、企業側からすると高学歴な人を採用する傾向にあります。なぜなら高学歴な就活生は潜在的に高い能力を持っている可能性があるからです。たくさん努力を重ねて良い学校に入った人ならばおそらく企業でも努力を重ねて活躍してくれるはずだと、企業側は無意識に感じています。ここで大切なのが仕事内容と学校で学んだ内容は一切関係ないということです。企業側が見ているのはあくまで総合的な能力が高いか低いかを見ているのであり、仕事内容に精通しているか否かを判断しているわけではありません。どのようなかたちであれ、努力に努力を重ねて勉強したという事実は自分という一人の人間をアピールする糧になります。

1位 言語能力を養うため

勉強したかしていないかを測るのにテストがあります。テストは問題がならんでいます。問題が出されてから解答を書くまでを細かいフェーズに分けると、聞かれていることの理解→自分の持つ知識との照合→解答を導くための論理の構築→解答の記述、のように分割することができます。これは日常生活のコミュニケーションや仕事の連絡とほとんど同じ流れです。試験問題の問題文は様々な形態を取るので日々の会話に対応するのに十分な能力養成の糧になります。しかし人は勉強したから会話上手になったという現象は身をもって経験していないはずです。それは勉強が会話能力の基礎であるがゆえに意識されないからです。勉強を重ねるにつれて、人は会話を成立させるだけの言語能力が養われていきます。実際、幼稚園児同士の会話と社会人同士の会話を比較すると後者のほうがハイレベルな会話をしていると容易く理解できるでしょう。

勉強が好きになるには

上のことを言われても勉強する気はあまり起きないはずです。勉強は何かの手段であって勉強自体が目的ではないからです。ただ、それもひとつの勉強だと思って毎日勉強しましょう。勉強は遅かれ早かれ人生に徳ををもたらします。

いいねを贈ろう
いいね
3
コメントしよう!
画像・吹き出し

タグ: 勉強

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
学び2023/03/13 17:09:38 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



1: 綾瀬 @ayase_3tks 2023/03/13 17:10:56 通報 非表示

主です。あくまで私の所感です。


2: ナムルうまい @th_ 2023/03/13 19:41:15 通報 非表示

そうなんだよね


画像・吹き出し
タグ: 勉強

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する