SDGs目標1「貧困をなくそう」についてまとめてみました
幽世と申します。今回はSDGsの17の目標の1つ「貧困をなくそう」について解説していきます。
SDGsとは?
SDGsとは、国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない17の目標のことを言います。今回は1つ目の目標「貧困をなくそう」についてご紹介します。
貧困の原因、現状
ここでいう貧困とは、1日1.9ドル(日本円で約270円)未満で生活している人のことを言います。
世界の貧困率は徐々に減ってきていますが、このままの頻度で減少していくと考えても2030年に貧困の苦しんでいる人は全世界の6パーセントとなっており、達成できることは難しいとされています。今でも貧困に苦しんでいる人は7億人を超えています。
貧困がもたらす課題は、子どもの健康や教育です。サハラ以南のアフリカ地域で5歳未満でなくなった人の多くが脱水症状や肺炎などで医療体制が整っていれば救える命だったのです。
世界では5~17歳の子どものほぼ5人に1人が学校に通えていないので、その子供たちの未来はいい仕事に付ける可能性は低く、貧困から抜け出すことが難しくなっているのです。
原因は国によって異なりますが、世界では情勢の変化が激しい国や戦争による子供の貧困が多いといわれています。
貧困問題への日本の取り組み
取り組みはたくさんありますが、個人的に良いと思った取り組みを2つご紹介します。
一つは「おてらおやつクラブ」です。これは奈良県で行われている取り組みでお寺において仏さまやご先祖様へ向けたお供え物を仏さまからの贈り物として子供たちへおすそわけするという形で支援活動を行っているそうです。
もう一つは「子ども食堂」です。これは聞きなじみのある活動ですね。五度も食堂とはNPO法人や地域住民中心に運営されている貧しい子供たちに食事を提供するコミュニティです。この取り組みは貧困に悩まされている子供たちの支援だけでなく、地域の皆さんでの交流もできます。
今では大学生の方もこの活動をしているのもニュースで見かけますよね。
最後に
学校に行けていない子供たちのことを考えると、私たちが学校に行けているのはとても幸せなことですよね。(それでも学校は嫌と思ってしまいますよね笑)
以上、SDGs目標1「貧困をなくそう」についてでした。
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