【日本史】戦後日本の歴史を時系列順に解説します

こんにちは。中学生のiceです。2023年が終わるということで、戦後日本の歴史をまとめてみました。定期考査対策などに使ってください。また内容が違うところがあったら教えてください。

1945年〜1979年

1945年8月、日本が戦争に敗れると、戦争に勝ったアメリカのGHQという団体のマッカーサーは日本を統治し、民主化を進めます。民主化というのは、国民が政治の中心になるようにすることです。そのため、20歳以上の国民全員に選挙への参加を認めたり、多くの資産を持っていた財閥という企業を解体したりしました。そして、1950年、アメリカは韓国でまた戦争を始めます。この戦争を朝鮮戦争といいます。この時、日本はアメリカに戦うための物資を売り、沢山の儲けが出ました。朝鮮戦争は1953年に終わりますが、これにより、日本経済は急速に発展します。します。その後、1952年にアメリカの統治は終わり、1956年には国際連盟に加盟しました。そして、日本はさらに発展します。1958年には東京タワーが完成し、1964年には東京でオリンピックが開催されますまた、この頃になると洗濯機、冷蔵庫、テレビが普及し始め、国民の暮らしは格段に便利になりました。1970年には大阪での万博が、1972年には札幌でのオリンピックが行われます。そして、同年には中国との国交も樹立します。みるみるうちに発展した日本でしたが、1973年、主な石油の産出地である中東で起こった第四次中東戦争により、当時日本と敵対していた中東諸国から石油を輸入できなくなり、石油が不足し経済成長率が大幅に下がりました。これを第一次オイルショックといいます。また、1979年には主な石油産出国であるイランで革命が起こり、これによりイランから石油を輸出出来なくなりました。そして、再び経済成長率が下がります。これを第二次オイルショックといいます。

1980年〜1994年

1980年代になると、日本はバブル景気と言って、土地の値段がどんどん上がり好景気となります。また、1983年には任天堂がファミコンを発売し、ここからゲームが作られるようになります。しかし、バブル景気は1991年には崩壊し、地価(土地の値段)は下がります。ここから日本は不景気に陥り、失われた30年を経験することになります。この不景気の影響で、企業は人件費削減のため、新入社員を雇わないようになりました。これにより、失業率が上がりました。また、1955年からずっと政権を握っていた自民党ですが、総理や議員が次々と不祥事を起こし、国民の自民党に対する信頼は薄れていました。ここで1993年、小沢一郎の協力により「日本新党」という別の党の細川護煕が総理になりました。これを55年体制の崩壊といいます。結局1994年には細川護煕も不祥事を起こし再び自民党が政権が再び政権を握りましたが、55年体制の崩壊は歴史的な出来事となりました。

1995年〜2023年

不景気になった日本ですが、1995年、Windows95の発売によりインターネットの普及が進みます。しかし、相変わらず経済は回復しませんでした。2001年に総理になった小泉純一郎は、少ない人件費でも人員を雇える「非正規雇用」という方法を使うことを企業に認めました。これにより、正規雇用の人と非正規雇用の人との格差が拡大しますが、失業率は大幅に減りました。そして2008年、リーマンブラザーズが倒産し、リーマンショックという経済不況が起こります。自民党はこれにうまく対処出来ませんでした。ここを狙って、2009年に小沢一郎の協力を得た民主党の鳩山由紀夫が総理になります。これにより、再び自民党は政権を握れなくなりました。しかし、鳩山由紀夫は沖縄のアメリカ軍基地を別の場所に移設するという約束を破り、2010年には辞任します。その後も民主党による政権は続きますが、東日本大震災の対応や消費税の増税などを理由に2012年には民主党は政権を失い、再び自民党が政権を握ります。そして総理になった安倍晋三は、アベノミクスという政策を打ち出します。これにより地価(土地の値段)は回復し、一時の好景気が到来しましたが、2020年には新型コロナウイルスの影響で再び不景気になり、安倍晋三は辞任しました。その後もコロナによる不景気は続き、国民は増税に苦しむようになりました。2023年の今でも日本は不景気を脱却出来ていません。

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