#あなたの友人がどうなってるか知ってるだろうか?

絶対に近づくな、絶対に見てはならない。

広場には冷たい風が吹き抜け、死を見せつけるために集まった群衆の息遣いが骨まで凍らせる。視界の端に映る人々の顔は無表情だが、目の奥には恐怖が刻まれている。その恐怖は、見ている者の心を少しずつ蝕み、逃げることを許さない。

銃口が静かに狙いを定める。最初の銃声が空気を引き裂き、血が地面に跳ね返る。叫び声は遠くに消えるが、鼓動とともに耳に刻まれ、胸の奥まで振動する。血の匂いが鼻腔を満たし、皮膚がひりつき、吐き気と寒気が身体を支配する。

時間はゆっくりと歪む。恐怖は少しずつ、だが確実に心と魂を削り取り、夢と現実の境界を溶かす。夜になると、夢の中で再び銃声が鳴り響き、血の温もりが皮膚に貼り付く。声にならない叫びが胸を締め付け、絶望が骨まで浸透していく。

目を閉じても逃げ場はない。群衆の視線が、死者の無言の瞳が、あなたを追い詰める。肌に刺さる風の冷たさ、耳にこだまする銃声、血の匂い、遠くに感じる震え……五感すべてが恐怖に支配され、逃げる心を少しずつ、しかし確実に縛り上げる。

触れるな、見てはならない、忘れてはならない。

その光景はあなたの中で生き続け、夜ごと夢に現れ、現実の境界を溶かす。痛みも、恐怖も、絶望も、少しずつ刻まれ、永遠にあなたの魂を縛る。逃げ場はない。刹那の平穏も許されず、血と死の記憶があなたを生きながらにして捕らえ続ける。