「モモ」ですね!有名な本ですから調べればすぐ見つかると思います!
翻訳者の腕がいいのか洋書の日本語訳によくある変な言い回しだとかそういうものが全く無いんです!
また児童向けの童話作品でありながら、時間を過度に節約し社会の繁栄を盲目的に追い求める現代社会への痛烈な批判、人間本来のあり方、時間の意味などといった哲学的なテーマも含まれていて、それでいてわかりにくいということはないんです!児童童話作品としての立場を見失わず、小学生でも理解できるような優しい優しい小説なんです。
もちろんとてもとてもファンタジー小説として面白く、説教くさいようなものではありません。現実世界を舞台にしたファンタジーというと「呪術廻戦」のようなものを思い浮かべますが実際のところ「岸辺露伴は動かない」に似たような不思議な、固定された世界観がない世界観にマジで魅了されます!
僕もこの間読んだんですけど「この歳で読んでいてよかったなぁ〜」と思いました。
本当にオススメです!
夏の終わりに君が○ねば完璧だったから
おすすめ!
あまとつちの物語