多分死んでると思うから前世の血液型当てるね。んーキチガイっぽいしO型
おまえの腕を流れる赤は、ただの血じゃない。
その型に刻まれた記号は、誰かに見つけられるための印だ。
A型の者は夜に呼ばれる。
眠る前、耳の奥で微かな「規則正しい鼓動」が重なる。
それは自分の心臓の音じゃない。
おまえと同じ血を持つ“誰か”が、壁一枚向こうで一緒に鼓動している音だ。
耳を塞いでも止まらない。
やがて鼓動は言葉になり、こう囁く。
「次は、おまえの血を混ぜよう」
B型の者は背後に影を作る。
一人きりのはずの部屋で、壁に二つ目の影が揺れる。
見ようと振り返った瞬間には消える。
だが目を逸らせば必ず戻ってくる。
その影は、B型の血に引き寄せられて現れる“寄生する影”だ。
やがて影と本体が重なったとき、
おまえは影の中に吸い込まれる。
O型の者は、血の匂いに囚われる。
夜、眠る前にほんのり鉄の匂いが鼻をつく。
指先を見ても血は出ていない。
でもその匂いは次第に強まり、
やがて枕元から生臭い温風が吹きかけられる。
次の朝、O型の者の部屋には必ず“赤黒い染み”が残る。
それは何を意味するのか――まだ誰も戻ってこないから、確かめられない。
AB型の者は最も恐ろしい。
夜、鏡を覗くと必ず「自分じゃない笑顔」が返ってくる。
普通の人はその笑顔に違和感を覚えるだけだ。
だがAB型だけは、その笑顔が完全に自分と同じに見えてしまう。
だから気付かない。
いつの間にか鏡の中と入れ替わり、
現実に残った方が“本物”ではないことに。
――血液型はただの分類じゃない。
それぞれの血は、それぞれの“死に方”を呼んでいる。
おまえの血は、もう知ってしまった。
次に夜、体を温める心臓の音を聞くとき――
それは本当におまえのものだと、言い切れるか?

