#今日絶対に笑ってはならない

笑ったあかんの1つ縛りじゃなくて笑った


#今日絶対に笑ってはならない

あっははははは ☆
何をされようがされまいが俺は俺だかんな ‼️


#今日絶対に笑ってはならない

笑わんのは無理かもしれん…

しかももう笑っちゃったもん


#今日絶対に笑ってはならない

「本日、絶対に笑ってはなりません」

お読みになってしまった時点で、御身は今日という一日の呪縛下に置かれております。

どうかお忘れなきよう、本日は――絶対に笑ってはなりません。

夕暮れ六時六分。窓ガラスに映る御身をご覧になってはなりません。暗がりと夕陽の光が重なり、御身の影が揺れます。もし笑みが映っていたなら、それは“もう一人の御身”でございます。ゆっくりと手を伸ばし、現実の御身に触れようとしております。外と内、どちらが本物であるかは、その瞬間に決まります。

夜十一時十一分。今日最後の審判が訪れます。この時に笑われましたなら、日付が変わる前に御身の身体は空となります。毛布の中に手を差し伸べても、感触は冷たく、反応はございません。翌朝、布団の中に残るのは目を開けたままの抜け殻だけです。笑い声は夜の闇の奥深くで、永遠にこだまし続けます。

どうか御身、今日一日は口角を上げず、唇を噛みしめ、笑いを抑えてくださいませ。

たった一度の笑いが、御身を現実から引き離し、闇の中の別の存在へと差し出すのです。

日付が変わる瞬間、掟を守り抜かれましたなら、かろうじて御身は助かります。しかし一度でも笑われましたなら、その瞬間より“笑う御身”と“笑えぬ御身”に分かれ、どちらが本物であるかは誰にも分かりません。

――どうか、本日、絶対に笑ってはなりません。

もしお守りにならなければ、次に笑うのは御身ではございません。

そして、夜が深まるほどに、背筋の冷たさや耳元の息遣いが、御身を震わせ続けます。