#自分の好きな名言挙げてけ
哲学者というものは、他の誰もが当たり前だと思っていることに問を発する人達である。
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学問が狂信に変わるのは、実に簡単だ
愚かな善人共は、ただ絶対悪がほしいのだから
そんなものが、律の原理であるものか
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《率先して平和を目指すのがわたしの役目だということ? だとしたら、暗にこう言われているわけだ。相手がバカなのはわたしのせいでもある、こんなことになった責任の一端がわたしにもあると。ことを収めるためにこちらが折れて出たら、それを認めることになってしまう。》
いいでしょう。あなたが抵抗するのも当然です。バカがバカであることの道義的責任は、間違いなく向こうにあります。それはわたしも同感です。それに、衝突の原因は常に向こうにありますし、バカなのは確実に向こうです。
でも、そこを重要視するのは間違いです。このバカはもうあなたの人生に出現してしまったのですから、もはや嘆いている場合ではありません。あなたが、向こうが悪いということにこだわるのなら、それはそうかもしれませんが、この人生はあなたのものです。
ですから、自分に関係がある現状にのみひたすら注意を向けるべきです。そして、どんな選択が可能かを見極めて、一番効果的な戦略を選ぶのです。おわかりいただけたでしょうか? あなたの人生に降って湧いてきたその出来事は、今、あなたに対応を迫っています。
確かに、あなたの人としてのあり方に関わる大きな課題が、そんなふうに気取ったバカ女やバカ野郎の姿と声をまとって現れるなんて、控えめに言ってもびっくりですよね(それに残念だし笑えます)。頭の中がバカへの軽蔑心でいっぱいだとしても、理解できます。
でも、ご存じないでしょうか? ヒーローはどんなときでも悪臭を放つ怪物を倒さなければなりません。「こんなのおかしい!」と叫んで、何かの間違いだと思いこもうとするのはやめましょう。自分の人生にこのバカの入る余地はないという考えは捨てましょう。
なぜなら、実際はその正反対だからです。バカはあなたに話しかけています。完全にあなたに話しかけています。そして今、能力を発揮すべき人はあなたです。
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