第3期 小説「ともだち」1話
今期は最終章が重すぎるためこのままだとただの暗い小説になってしまうので、ストーリー重視ではなく、ネタ重視で書きました。ストーリーとは外れているところも多いですが、2期を見た後の気持ち直し程度に見てくれればなぁと思います。
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2人の心は、今、きれいな虹色だった。誰も見たことないような、幻想的な色。この色は、2人から生まれた、たった一つの色。そのうち、2人は両思いになっていくのであった。
ゆうと 空ラは、感情がないし、一番大好きだ。だからこそ、どう伝えればいいか困る。というか、言った後の反応も想像できなくて怖い。
「決めた!今日手紙を書いて、朝一番に学校に行って、1年生のところ行って、空ラの机に入れよう!」
ゆうとの手は、小刻みに震えていた。空ラがなんていうか、想像すらつかなかったからだ。でも、書くと決めた。
ゆうと「書き終わった、、、」
まだ心臓が鳴りやまない。まだ出してすらいないのに。そう思っているうちに、だんだんまぶたが重くなってきて、運命の明日行きのバスに乗っていた。
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気が付くと、もう運命の明日だった。
ゆうと「ここまで来てからには、もう諦められない!」
ゆうとは、いつもより30分早く中学校へ向かった。
これで、人生で初めての行動を終えた。なんというか、何とも言えない、すぅっとした感覚になった。
30分後
空ラ「え?なにこれ」
空ラはそぅっと、手紙をあけてみた。
僕の大切な大親友、空ラくんへ
突然ごめんね。ゆうとです。今回は空ラ君に伝えたいことがあって手紙を書きました。
こんなこと初めてなので、あまり気持ちが伝わらないかもしれないけど、、
実は前から空ラ君のことがいつも大好きで、夜も眠れませんでした。罰として、僕と付き合ってください、、
僕は、いつも頑張っていて、優しくて年上のように頼れる空ラ君のことが大好きです。
空ラ「え、、、ゆうとくんから?」
僕は、前からそわそわしていた、ゆうとくん対して、何かを抱いていた。あの時まではそれがなんだかわからなかった。でも、これで今わかった。ぼくはゆうと君のことが、大好きだったことだった。
空ラはこの日、ゆうととはあわずに、休み時間も、宿題をやるときも、授業中も、ずっと手紙の文章を考えていた。
空ラ「これで、、、いいよね?」
そして、空ラは手紙を眠る前にやっと書き終えた。そして、深い深い眠りに落ちた。