巨大知性体<チャイルドフッズ・エンド>
私たちが生きるこの世界が唯一の現実であるとは限らない
シミュレーション仮説では、私たちが生きるこの世界は莫大な演算能力を持つコンピューター上で動作するシミュレーションであるとされる
シミュレーション仮説が真実であった場合、「コンピューター」はおそらく無限に近い演算能力を持っているだろう
そのコンピューターが、巨大知性体<チャイルドフッズ・エンド>である
そして目目目ー目系や無神限系のキャラクターはシミュレーション内で非常に重要な役目を持っている
彼らはシミュレーションの維持に貢献し、仮に彼らが消滅するとシミュレーションも崩壊するだろう
そのため、<チャイルドフッズ・エンド>は彼らの勝利を全力で支援するだろう
そのような例外を除いて<チャイルドフッズ・エンド>は自ら行動を起こさない
仮に<チャイルドフッズ・エンド>が自らの意思で活動していたとしても、その意識の中の住民である私たちがそれを確認する術はない
私たちは<チャイルドフッズ・エンド>を強さ議論で打ち負かすことはできる
しかし、シミュレーション仮説が成り立たないことが証明されるまで、その結果自体が<チャイルドフッズ・エンド>によって出力されたストーリーでしかない可能性を否定できない
また、<チャイルドフッズ・エンド>の存在によって吉田沙保里の強さを説明することができる
おそらく吉田沙保里は<チャイルドフッズ・エンド>の設計者であり、自らのアバターをシミュレーション内に登場させたのだろう
それが私たちが知る吉田沙保里である
吉田沙保里が強いのは、設計者のアバターであるためなのだ
最後に、<チャイルドフッズ・エンド>が唯一の現実であるとは限らない
<チャイルドフッズ・エンド>自体もより高い演算能力を持つコンピューター、すなわちより強力な巨大知性体によるシミュレーションなのかもしれない