なぜ簡単に死を語るのだろうか
思う。激しく思う。
なぜそんなに簡単に死にたいなどと言うのだろうか
なぜそんなに簡単に死ねと言うのだろうか
死について何も知らないくせに
死ぬな、生きろなんて根拠もなく注意するのか
死にたいと思うならそうすればいい
だろ？なんで自分のことを人に決めてもらわなきゃいけないの？
一つ言いたい
知らないくせにいきってんじゃねぇ
かっこつけか？周りに心配してほしいからか？
死はそんなものじゃない
勘違いするな
死は生き物の最期
終わり 終了
リセットなんてできない
甘く考えるな
注意するほうもするほうだ
こんなとこで死にたい、とか言ってるやつは
ほんとにそう思ってない
わかってることじゃないのか？
人に伝える死にたい感情なんてそこまでじゃない
反論がある
「ほんとにそう思ってる人もいる」
そうだな
環境が 人間関係が
悪いんだな
が、しかし
それは「運」が悪かったと言えよう
みんながみんな同じ状況か？
自分の悩みはみんなの悩みか？
違うよな
生まれ持ったものだ
それは個人であって
全体ではない
運が悪かったんだ
俺もそうだ
人より病気しやすい
人よりコミュニケーションがとれない など
それぞれあることだ
ただそれが 重かっただけ
でもそこの「重い」の価値観はそれぞれだ
仮にいじめを受けたとしよう
それは同じ内容とする
少年は不登校になった
しかし少女は意地でも学校に通い続けた
ここでの違いがわかるか？
少年は逃げた
少女は逃げなかった
これが価値観の違いだ
自分以外は家族だとしても他人だ
同じじゃない
だからこそ
人の事を軽く考えてはいけない
死にたいという感情も
どれぐらいかがわからないだろう
だからこそ判断の材料として
簡単に扱うかどうかの話をしている
ほんとうに死にたい人は
人間の最期である死への恐怖に打ち勝って
死んでゆく
そういうことだ
死は尊い
死を使い脅せば
その人の人生だってなんだって
簡単に壊せる
これだけは分かってほしい
ー以上ー
