【錦鯉の部屋①】その友達は捨てなさい。

こんにちは。錦鯉です。明日はすごく風が強いみたいですね。日本海側では数年に一度の猛吹雪になるようですのでお気を付けください。さて、皆さんには大体何人ぐらいの友達がいますか？親友だけ？それとも仲良しグループの数人？世界中の皆が友達だ！なんて人もいるかもしれません（笑）まあ世界中ではなくとも、クラス全員が友達、友達なんて掃いて捨てるほどいる人も中にはいるかもしれません。はい、掃いて捨てましょう。僕がこの記事で言いたいのはこれだけです。もっと深く知りたいという人は是非この先もご覧ください。

その人、本当に「友達」ですか？

そもそも「友達」とは何なのでしょうか。そう聞かれたら大体の人が「仲のいい人」と答えるでしょう。では「仲がいい」とは何なのか？ここで、少し日本語のお話をしましょう。「大きい」という形容詞があります。では質問です。「人間は大きいですか？」さて、どう答えるのが正解なのでしょうか。アリと比べたら人間は「大きい」動物だけれど、ゾウと比べたら人間は「小さい」動物になります。つまり何が言いたいかというと、「大きい」や「小さい」などといった形容詞は「比べられている何か」があって初めて成立するということです。では話題を戻します。「仲がいい」とは何なのか？それは、「他の誰かと比べて仲がいい」ということであり、「友達」の裏には「仲の良くない誰か」が必ず存在しています。そして、人間は「友達の中でも特に仲のいい友達」と「友達の中でもあまり話さない友達」というふうに自分が友達だと思っている人の中で、無意識に遠近感を設定しています。いまいちピンとこない人はラインの連絡先と最終会話履歴を確認してみるといいでしょう。きっと全然おしゃべりしていない友達がいるはずです。

真の友達とは。

では、何故「あまり話さない友達」を捨てるべきなのか。これは逆の視点から考えるといいでしょう。何故人間はより多くの友達を欲しがるのか。それには「劣等感」が深く関係しています。友達をたくさん作り続ける人は大きな劣等感を持っています。そして、友達をたくさん作りたがる人が欲しいのは「友達」という名の賛同者、奴隷なのです。細かく解説していきましょう。まず、劣等感の高い人がいたとしましょう。その人はどうにかしてその劣等感を解消しようとします。その中で、自分に自信をつけるために、一生懸命に努力する人がいれば、過去の自慢話をして他者の評価を得ようとする人がいたり、高級なアクセサリーを身に着け他人の目を引こうとする人がいます。友達を大量に作りたがる人もその一種です。多くの友達を持つことで「私にはこれだけの友達（私を認めてくれる人）がいるんだ。私は劣った人間じゃないんだ。」と自らを安心させようとしているのです。厳しいことを言うようですが、これが現実です。もし貴方が更なる幸福を望むのならば、貴方が依存している追随者から脱却すべきです。貴方が「友達」だと思っていても、その人は貴方のことを「友達」と思ってないかもしれませんし、もしかしたら裏で貴方の悪口を言っているかもしれません。全ては貴方の自己満足なのです。さあ、自分の劣等感を人任せにせず、自らの手で自分を磨きましょう。

嫌われることを恐れるな！

貴方が聖人のように誰にでも優しく対等に付き合ったとしても、どこかで必ず、貴方のことを嫌う人が出てきます。人間は十人十色、気が合う人と合わない人がいます。それなら、誰かに合わせて他人を演じる必要はありません。貴方は貴方らしく生きていけばいいのです。貴方のことを嫌う人が必ずいるように、貴方のことを好く人が必ず出てくるでしょう。貴方と波長が合う人が、必ず出てくるでしょう。「友達は数ではない。質だ。」という言葉を聞いたことがあると思います。僕に言わせれば、この言葉は厳密には間違いです。とても賢く、優しい、「質の高い」人がいたとしても、貴方と波長が合わなければその人は「良い友達」とは言えません。見るべきは貴方とその人の間の「関係の質」。どれだけ質の良い関係を築けるかは、貴方がその人とどれだけ楽しい時間を過ごせるかに掛かっています。ではどうやってその時間を確保し、作り上げるのか？それは、貴方がどれだけ気が合わない「賛同者」を捨てれるかに掛かっています。人間嫌われて当たり前！嫌われるなら、嫌われるなりに人間関係を楽しみましょう！

Thank you for reading!

ここまで読んでくださりありがとうございました。次回もお楽しみに！