トレイくんのすきな顔。
腐のつもりはない……とも言い切れない!
「リドル、タルトが焼けたぞ」
「っ、本当かい?」
嬉しくて顔を跳ね上げたのを恥じるようにそっぽを向くリドル。これだけ何度もこの下りを繰り返しておきながら、絶対学ばない。いや、タルトが好きすぎる故に抑えられないのだろう。毎度のことながら、この反応が面白くて、ついからかってしまう俺も俺だが。
「はいどうぞ、召し上がれ」
「いただきます」
リドルはいつも、シルバーを手に取ると、小さく切り分けた苺を見つめる。いつだったか、あの光沢がすごく好きだと言っていた筈だ。
「〜〜!」
ぱく、と口に頬張ると、キュッと目を瞑って頬を押さえてから、目を輝かせて俺を見た。
実はリドルのためにタルトを作るんじゃなくて、俺がこれを見たいからタルトを作るんだ、なんて言ったら。
首を刎ねられてしまうかもしれないな。
いいねを贈ろう
いいね
12
コメントしよう!
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿するす、すげ…
神かよ()
ってか神ですね、はい((((語彙力失踪
浮上する予定なかったのに凄すぎてコメントしてしまったやん(((((((お前が悪い
>>7
知ってる~(((
プロフ詳細みた!前から色々聞きたかったんよ!
そこで(?)突然ですけど、個チャ作ってもらってもいいでしょうか?