名のない少女。
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トピックを投稿する少女には名前がない。
生まれた時から名前がない。
少女がどこで生まれてどこからきたのか、知るものはいない。
そんな少女に恋をした。
不思議な雰囲気で独特な匂いを放つ少女に。
少女に話しかけても、笑いかけても返ってくるのは冷たい視線だけ。
毎日決して返ってくることのない会話の返事を待ち、決して返ってくることのないほほ笑みを待ちながら僕は今日も彼女のもといき一日の始まりを告げる。
そんなことを毎日繰り返している。
ある日少女が笑った。
なれない笑顔で笑った。
不自然な笑顔で笑った。
いつしか少女には当たり前のように僕の隣に座るようになった。
ずっとずっと。
もう一度言う。
少女には名前がない。
生まれた時から名前がない。
どこで生まれてどこからきたのかのか、知るものはいない。
しかし名のない少女は今日も僕の横でなれない、不自然な笑顔を振りまいている。
>>4
すごい不思議で、良かったです!
またこういうの書いてみたらいいんじゃないかと〜