一人では読まないで(嘘)
これは、とある夏休みのおはなし
「心霊スポット見つけたから肝試し行こーぜぃ!!」
仲間の誰かの提案に、暑さと暇にウンザリしていた私たちは即答。
「おー!!晩御飯食べたら集合っ!! じゃあ後でなー…」
時刻はPM7時過ぎ…
オレンジ色の空の下、私たちは真っ黒い山の入口に集まった。
真っ暗闇に消えたMちゃん
「えええ、誰もライト持ってきてないの!? それじゃあ…」
みんなが落胆しかけたその時、仲間のMちゃんが言った。
「僕自分の持ってる!!これ予備で小さいけどみんなで使って。あと…」
「でかした!!よし、じゃあ…行くぞー!! おー!!」
~山の中~
山に入って20分以上経過
「真っ暗やぁ… 凄、怖ぁ… ちょ待っ… 足元気ぃつけろょ…」
「急に走るとかやめよーな!!? わかってるわかってる…」
真っ暗闇に飲まれて声が出せない私たち。
「あ見てほらあそこ!!お家があるよ!!」
「…明かり点いてないよ、人住んでないんかなぁ…」
「表札の漢字…ムリ、難しくて読めん…なんか、お経みたいゃ…」
「…な、も帰ろーょぉ 怖いぃぃ…」
「うん、帰ろ帰ろ!! みんな居る? あれ、Mちゃんは?」
「…Mちゃん? 嘘っ!?いやっ!? …どうしよぅ…居らん! 」
Mちゃんが消えた。
変な声が聞こえる
「絶対やばいって!! 早く探そっ!! 親に怒られるって!!」
パニくる私たち。
「怖いけどさ、Mちゃーんって叫ばん!!? うん、賛成!!」
「Mちゃぁぁん!!、どこぉぉ!?、Mちゃぁぁぁん!!!」
半泣き状態で探し回ってる中、仲間の一人が言った。
「何か聞こえる…これMちゃんの声? わからん、聞き取れん…」
その場に立ち止まって耳を澄ます私たち。
「で………け で………け」
「何て言ってるん? どこから聞こえる? 」
すると突然茂みの奥からガサガサッと大きな音が鳴った。
逃げろーッ!!
「で て い け ぇ ぇ、こ の 山 か ら 出 て い け ェ ェ ェ 」
「ーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
「ぎぃゃぁぁああああッ!!!!! 出たーッ!!!!! 逃げろーッ!!!!!」
「緑色に点滅する謎の生首」に襲われた私たちは、真っ暗な山道をとにかく走って逃げた。
「ちょ待、止まろっ!! はあはあ… 多分、もう、大丈夫と、思ぅ!!」
「さっきのあれ何!? 多分…生首ってやつだよ モロ見ちゃった…」
「どうしよ…Mちゃん放ったらかしにしてきちゃったょ… うん…」
しばらくその場に佇み、息を整える私たち。
「え待って、何か聞こえる!! 追いかけてきた!? 草の中に隠れよ!!」
息をころしてやり過ごしていると、Mちゃんの声が聞こえた。
「みんなどこ~!!待ってぇ~!!一人は怖いって~!!ごめんって~!!」
なんと生首の正体は緑色の光を下から点滅させてたMちゃんだった。一気に安堵した私たちは、こっそりMちゃんを尾行した後、全員無事に下山して親達に死ぬほど怒られた。
どうでしたか?
でもまぁ、真っ暗闇は怖いとか散々言っといてあれなんだけど、
自分…実は日暮れが1番怖いんですけどねw
ギャアアアアアアアアアアアアアア 怖い話って面白いから読みたくなるけど実際読むとめっちゃ怖いw
怖い話読みたくないけど読むバカ((
まさか実話じゃないよね、、、、、、、、??
夕暮れが怖い?なんで〜
俺が一番怖い場所と環境と時間帯↓
場所:山の中の峠で近くに暗いトンネルがある(心霊スポット)
環境:真っ暗で電灯なし、ジメジメしていて雨が降っている
時間帯:夜中の2時〜3時