一人では読まないで3(嘘)

7 2021/08/03 21:18更新

これは、とある夏休みのおはなし

「ぅぅ~、ぅ暑っちぃ~、ぅぅ~、…」

登校日、その日は朝から気温が(体感的に)30℃を超えていた。

熱中症対策にと親に持たされたアクエリ1.5リットルが超おもい…

~教室~

教室の扉を開けると髪の毛サラッサラの女子がいた。

「お…おはよー ん?あ、おはよう Yさん…だよね?一瞬焦ったw」

「髪くくるのめんどかったから。 そなんだ。いや、てか超キレー」

「ありがとwあ、窓全開にしてるからけっこう風気持ち良いよー!」

「ほんまやーwぬるいけどw ねーw www」

これまでほとんど喋った事がなかったYさんと私。

もっともっと喋りたい!!…そう思えるくらい、とても

新鮮味のあるひと時だった。

「あYさん今日暇??もしよかったらもっとはなししよーよ! いいよ!」

「やった!!じゃ速攻で水やりしてくるわ!! わかったw ……」

とりあえず蝉がうるさかった。

いいよ


「水やりしてきたー 嘘!?早過ぎん?? 楽勝楽勝~w」

「私ももうちょっとで… 手伝わなくてもいい?? うん大丈夫。」

用事を終えたYさん。

「ついでにさ、二人で教室の中掃除しとく? あーいいかも。」

窓拭きと掃き掃除だけする事にしたYさんと私…

二人だけなので時間がかかったけど、とても楽しかった。

「あっつ~ ゴックゴック… あアクエリ…良いなあ…」

「ゴクゴク…はいどうぞ。 え良いの??? うんどーぞどーぞw」

「ん…ゴクゴク…ゴク、ふぅー、ありがとう!!」

教壇に座り、休憩しながら喋るYさんと私。

首筋を光る汗が流れ、それをタオルで何度も拭うYさん…

そして…その光景を間近でガン見する私。

「Yさん汗すごいよ?ほらもっと飲んで。あうん、ありがとう…」

Yさんの唇をガン見する私。

「あの…Yさん、あのさ… ん?どうしたの?? キス…してもいい??」

「wwww ダメ?やっぱりきもい?? ううん、びっくりしただけw」

「じゃあ…?? …いいよ。 ほんとに?? うん、いいよ。」

「じゃ…キスしよっか。 うん…w ん…w …ww …。」

半目を開け、けして閉じようとはしないYさんと私。

身も心もトロけてしまう寸前で止め、照れて笑いあった。

「なにこれww変なのーwww 秘密作ってもーたーwww」

「よかった?ww やーおっさんみたーいww サイコーwww」

そして…次なるアクションを起こした私。

「Yさん、後でうち来ない??親出かけてるし… え、いいの??」

「うん、全然いーよ。 一旦家帰ってから…とかでもいい?」

「いーよ!あ一緒についてっちゃダメ? ううん、ありがとう!! w」

そして下校した。

第2ラウンドね


Yさんちのお母さんに御挨拶を済ませた後、私の家へと向かう二人。

~我が家~

「…お邪魔しまぁす。 はいどーぞーて誰も居ないからww」

「実は私友達の家に入るの初めてなんだー そうなの!? うん…」

「なんか自分ちなのに緊張してきたわ… ww あ部屋二階だよ」

「上ったらわかる? あちょっ待ってYさん… え? ん…!?」

先制キス。

「…第2ラウンドwww …わかったwww wwww」

「あ、それかさ、今日汗いっぱいかいたから先風呂入る??」

「やそんな、悪いよ!! じゃ汗くさいのが良い?? 嫌… でしょw」

冷水シャワーで汗を流した後、着ていた衣類はまとめて洗濯。

その間、乾くまでバスタオル姿だったYさんと私…

「なんか幼稚園児に戻った気分w ねーww お茶飲もー うん!!」

冷えた麦茶を飲み、こぼれた滴で胸元を濡らしているYさんと、

それを見逃さなかった私。

「ほら、こぼれちゃってるww ごめんw 拭いたげるww w」

とてもやわらかかった。

「あ、そうめん茹でて玉子焼き作るから10分くらい待って。 うん」

食事。

「…ごちそうさまでした!! 美味しかったよw 嬉しいww」

食事を済ませた後、部屋へと連れ込んだ。

メモ


「Yさんはエアコン派?扇風機派? じゃ扇風機で。 おっけー」

~私の部屋~

自室に連れ込んで色んなものを見せたり教えたり…

一緒に勉強もしてみたが小一時間と続かず、ふと気付くと

Yさんに覆いかぶさっていた私。

「ちょ待っ…ちょっと怖い! ああっごめん!!Yさんごめんなさい!!」

「……うん。 調子に乗りすぎた!!ほんとにごめんなさい!!!」

「違、そうじゃなくて、一方的は嫌だって言いたくて…。」

「えと…それって…つまり?? だから、反撃開始って事だよ!!!w」

第3ラウンド。

Yさんの凄まじい猛攻に手も足も出せない私…

舌と舌は絡み合い、指と指はもつれ合い、そして太股を

私の股間にぐいぐい押し込ませてくるYさん。

「ここ汗すご…ほら、わかる?? んーっ!!…んんーーっ!!!」

「抵抗してもいいんだよ??てか、抵抗しないと止めないよ?w」

「すごい…汗の味…しょっぱい。 んんんーーーーーーっ!!!!!」

首をはむはむと甘噛みされては変な声を出さされて、

何か言おうとすれば口で塞がれる始末…そんな事を繰り返され、

なぜか白い海を漂っているかのような気分の私。

「肉食動物に食べられる草食動物ってこんな気持ちなんかな…」

そこからの記憶がない私…

「…ん??あれ、私眠っちゃってた!?ごめんYさんっ!!…Yさん?あれ?」

時刻はPM7時前。

机の上にはYさんの連絡先が書かれたメモがあった。

「 ご ち そ う さ ま で し た  ~大好きだよ~ Y 」

体中汗でベトベトだったのでシャワーで洗い流し、髪を乾かして

いると親が帰ってきたので、みんなで晩御飯を食べた。

どうでしたか?


毎回テーマは「恐怖」なんですw(一応ね)

今回自分としては「初めてに踏み入る恐怖」を書いた

つもりなんだけど…

攻め過ぎちゃってたらごめんなさい。

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その他2021/08/03 21:14:13 [通報] [非表示] フォローする
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1: 鈴桜 @hanacoaz 2021/08/03 21:28:25 通報 非表示

話ながw


2: ぱりゅ @paryu2022/07/09 10:54:15 通報 非表示

すごかったデス。


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