題ナシのゆり
「引っ越すって…じゃあ、もう会えないって事?」
「うん多分…」
「そんな…」
「いきなりで…ごめんなさい。」
「やだ…どうして…」
「親の都合だからしょうがなくて…」
「…やだよぉ…」
「…だから、どうしても君だけには直接伝えたかったの。」
「…」
「…」
「…」
「…じゃ、もう帰るね。ばいばい。(…大好き。)」
タッ
「待って!!!」
「え??きゃっ!?ちょっと…え、んんーーーッ!!?」
初まるまる
………………チュ……
「女同士なのにこんな事して…ごめん。」
「ううん。」
「これが私の初キス…忘れないでいてね。」
「忘れないよ。だって…私も初めてだったから。」
「…大好き、私は君が大好きだよ!!」
「ひとつ…お願いしてもいい?」
「お願い?」
「…もっとして。」
「…ん。」
「…んん??」
「…んん。」
「んん、んふ…んふ…、んん…、ん…」
♀♀
………………チュ………
「…女同士で嫌じゃないの?」
「君だから。」
「もっとギュッてしていい?」
「…てか、すごく照れる…」
「ね、こっち見て…。」
「…」
「…ん。」
「ん…ふ、ん…」
「…チュ、…ね、恥ずかしい事言っていい??」
「うん、何??」
「もうびっちゃびちゃ…」
「一緒。多分私もすっごい事になってるよ。…ん。」
「ん…ふ…んん…ん…」
「…チュ、履き替えたいかも…」
「…うちくる??」
「え、いいの??」
「いいよ。」
「行きたい。」
「じゃあ…行こ。」
あんなことやこんなこと
………………チュ……
「今日の事、一生忘れないと思う。」
「…うん、私も。」
「二人だけのヒミツ。」
「だね。…」
「泣いてるの??」
「なんか、今までの思い出が一気に溢れちゃって…」
「分かるよ。悪いのは全部私だから。」
「あのさ、私ホントに君の事が大す…」
「待って。その前に聞いてくれる?」
「えっ?うん。」
「私も…ううん、私は君が大好き。大好きだよ!!」
………ギュッ……チュ……
おしまい
妄想ついでに小話+イメージ(自分用)を作っ…いや、
叩かれたくて作りました。