ドラマ『宮部みゆき「ソロモンの偽証」』はおもしろい？つまらない？

宮部さんの作品は好きですが、これだけは子供の思慮や感情の浅さが出てて好きになれないです。

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　神戸宝塚高校の校門圧死事件きっかけで各地で校内模擬裁判が行われたのがモデルなのと、ドラマ版の方は旭川凍死いじめ事件を彷彿。 実在した近い事件は起きてる

時々、急にズームするのはやめてほしい。ああいうのは、手持ちカメラでドキュメンタリー風に撮るスタイルの作品で使う演出だろう。この作品のように、落ち着いた重厚感のある作風には合わない。

時に先週の、保護者たちが裁判やめろと教師らに詰め寄るシーンでは、画面がグワッと効果音入りで引いて、その部屋を覗いていた女教師が「だから反対したのよ」などとお喋りし始めるという、コメディタッチの演出が入っていたけど、作風と全然合わず、浮いていた。

ズームといえば、第３話のラストで、火事を見つめる上白石萌歌の顔に画面が寄っていき、彼女の瞳に炎が映っているという、星飛雄馬みたいなことになっていて、ちょっと笑ってしまった。

全体的には悪くない作品なのに、所々こういうダサい演出が入るのが辛い。