学校1の美少女がなんの取り柄もない俺に一目惚れ！？ ラブコメ小説 #1 ある日の放課後

学校1って調べたら全話出てきます。

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主人公:山崎 光一郎

ヒロイン:乃南 優梨奈

　ある日の放課後、俺が委員の仕事で物を運んでいた時だ。

「僕と付き合って下さい！」

　そんな声が聞こえてきた。

「なんだ？」

　その声の正体を探していると、その声が校舎の方から聞こえるのが分かった。

　そっと角から覗いてみると、そこには1人の少女と男子が居た。

青春らしく告白しているようだ。

「すげぇ、実際にあんな事あるんだな。」

そんなことを思っていると

「ごめんなさい、あなたが私に興味があっても、私はあなたに興味がないの。立ち去ってくれない？はっきり言って迷惑なの。」

　なんと少女が男子生徒をバッサリと切り捨ててしまった。

「振られちまったのか。ま、現実は厳しいな。」

　男子生徒は、肩を落として去っていった。

　その時、その少女と目が合ったような気がした。

遠すぎて見えないため、あくまでも『気がした』である。

　「いっけね、俺は仕事あるんだった。」

　この仕事をすっぽかしたら、大目玉を食らってしまう。

　そして俺が後ろを向き、角を曲がった時

　ザッ

　と足音が鳴った。

振り向くと、俺のすぐ後ろに少女が立っていた。