ポップ×マァム 夢小説
お題
「記憶喪失になる。知らない人が訪ねてきて「大丈夫だから」と励ましてくれた。あれ、この人どこかで会ったことある気がする。」
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ガシャァァン!! それは大きな事故だったのだろう
気が付くとそこは病室。あれ?誰かが私を見て泣いている?どうして?なぜ泣くのだろう。と思った時にふと気が付く。あれ、泣いる人たちの名前は?そして私の名前は・・・?
「だ,,,,誰…?」震える声で皆に話す。みんなの顔が驚いた時、医者らしき人が入ってきた。
「彼女は記憶が事故のショックのあまり記憶の欠片がなくなってしまったのです」と言う。「え?どういうこと?私は私だよ?記憶がないってどういう・・・・」といいかけてやめた。だって私の名前わからないし、みんなの名前もわからないし。
皆が途方もないように泣いている。なんでだろう?私の過去を知りたい。
「ねぇ...誰か教えて,,,」なぜだかよく分からないのに涙が出てしまった。この孤立感。孤独感が悲しい。と、髪の長い女の人(私より年下かな?)がやってきた。
「こんにちは。私はレオナっていう名前なの。あのパプニカのお姫様よ」
「そうなんだ。レ・オ・ナ」連呼するように私の名前を言う。あのマァムは戻ってこないのか。そう思うと悔し涙が出てきて仕方ないが、無理に涙をこらえた。
「俺はダイ‼昔マァムと一緒に旅したんだよ。俺とマァムとあともう1人・・・・・あれ?ポップは?」「ポップ?」「もう一人の仲間よ。ポップは彼氏だったのにねぇ」「彼氏?」「嘘よ嘘。2人があんまり仲良かったものだから。ダイ君ポップを呼んできてくれる?」「うん!」「じゃぁねマァム。グスン」「・・・」
あれ?ポップってあったことあるわよね? あれこの感情。心の中からムズムズが湧き上がってくるような感情は?
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「ふざけんな‼マァムが記憶喪失なんて‼」と俺は壁を叩く。
もしもあったとしてもお前にかける言葉なんてねぇよ。思い出せば喧嘩しかしてねぇ…でもいざとなったら助けてくれて。笑顔が素敵な人。大切な人だった。
「なのに!!どうしてっ‼」俺は小さくうずくまった。
そこにダイがやってきた。「マァムに会いなよ」と、「でもかける言葉がねぇ…」「マァムに,,,好きっていいなよ」「はぁ?なんであいつに。そして記憶喪失だろ」「気持ちが伝わればいいだろ?」
「・・・・。」
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ガラガラッ
「だ,,,誰?」 「あぁ。レオナから聞いただろ?」 「ああ。君は私の彼氏ね」「え、それはレオナの嘘だよ💦」「フフッ。わかってるわ。ポップだったかしら?」あぁ。いつものマァムじゃねぇ。この優しい感じ。暖かい感じ。それもいいけどそれはマァムじゃない。もっと気が強くて、怒りんぼで可愛くて。
「こんなのマァムじゃない・・・・・・」 「え?」 「大丈夫。お前は大丈夫だから」泣き顔でそう言う。
あ…れ?この泣き顔見たことある。どこかで会ったことある気がする。多分遠い昔みたいなとき。
あれ?あれれ?
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あぁわかった。 思わず顔がほころぶ。「あぁ。わかった…この泣き顔。バンダナ。愛くるしい顔。泣き虫なところ。すべて…ずべて思い出したよポップ・・!!」
「マァム⁇ほんとに思い出したのか?」「本当よ‼ほんとありがとうポップ☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」ドキリッ「お前にいいたいことがあるんだけど・・・」「ん?」「お前が・・・・その・・・・す・・・・・・やっぱなしで////」「え?」そのあと私の声がかき消されるほどの声が廊下から響いた。「うそお!どうしていわないのぉぉ~‼ ・・・・はっ‼ダイ君聞こえちゃったかな?」と。
「聞こえてるぞ」とポップ 「レオナ,,ダイきてきて~‼記憶が戻ったのよ」と私も言う。
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「盗み聞きはよろしくないな。姫さんがそういうことするなよ~」「いいじゃん減るもんじゃないし」「まぁまぁ」「クスリッ」「ん?」「とてつもなく懐かしいような新しいような気持ちだな。って思った」
「なら俺が新しくお前と作ってやるよ////」と強引に言う。
「えぇ‼今!きゃぁ~!!」「ワクワク」 「・・・・‼ありがと///」
新しい毎日。少し懐かしいような日のことだった。
THE END