最強の暇つぶし
畠山博士: それで、交際している██4さんとの関係について聞かせてください。
D-1982: あー、相変わらずだよ。デートもよく行くしさ、この前も映画館に行った。
畠山博士: なるほど、デートの細かい内容はまた書面でお願いします。それで、やはり性交渉はしていないのですか?
D-1982: 毎回、それ聞くけどさあ、お前マジでスケベ野郎なの?
畠山博士: あなたの素行に何かしらの不審点が見られた場合には、あなたをまた研究所に連れ戻す必要があります。
D-1982: あー、はいはい。やってねえよ。何にもな。好きじゃねえんだよ。身体を付き合わせるの。
畠山博士: なるほど。これからもするつもりはないですか?
D-1982: ああ。全くね。それにさあ。 [D-1982は沈黙する] あれだ、なんていうか、恥ずかしいな、こいつは。
畠山博士: どうしましたか?
D-1982: 今から俺はめちゃめちゃクサいことを言う。でも、お前は絶対にバカにすることはない。いいな?
畠山博士: 約束しましょう。
D-1982: 恋ってのはな、心なんだよ。最初にあいつに声をかけたのも心に何かが訴えかけてきたからなんだよ。それは違いねえんだよ。俺はあいつを心から守ってやりてえって思って、それであいつは俺の心の中に飛び込んできてさ。 [D-1982は沈黙する] まあ、なんていうか、もうセ○ク○は俺たちの心で済んでるからさ。現にあいつもこれまで求めてきたことは無い。
畠山博士: なるほど。それではつ
[D-1982の自宅のインターホンが鳴る]
D-1982: どうやらあいつだ。出ていいか?
畠山博士: どうぞ。出来れば、そのやり取りが見えるようにカメラを置いてください。
D-1982: あのなあ、ああ、わかったよ。
D-1982: 開けるぞー。
[D-1982が玄関を開錠する]
D-1982: こんな時間にいきなりどうした?
SCP-1982-JP: ねえ、███5くん。
D-1982: なんだ?
SCP-1982-JP: 今まで私たちってエッチしたことないよね?
D-1982: え、お前、何言ってんだよ。
SCP-1982-JP: それでなんだけどね。