【フェイクドキュメンタリー小説】禁断取材-呪われたドキュメンタリー-
※これは全てフィクション(創作)です。
これからご覧になる全文は現在、廃止となっている雑誌の連載される予定だった一部の記事全文を10こに分けてうつしています。(※全て許可を得ております)
禁断取材-呪われたドキュメンタリー-
週刊日曜:『緊急読者取材依頼企画 夫婦を襲ううめき声の正体を追え‼︎』
筆者:竹内 学
取材:内村 雄太
嶋崎 智彦
成田 清五郎(ペンネーム)
竹内学、内村雄太、嶋崎智彦、成田清五郎(仮)にこの記事を捧げる。
我々に取材依頼のハガキが届いたのは2ヶ月前のことであったー。
引用:白石 麻里香(仮) さんハガキの全文
<こんにちわ。突然ハガキを送ってしまい申し訳ございません。実は私たち夫婦の家の周辺で謎のうめき声が2ヶ月前から聞こえてくるんです。私もこのような週刊雑誌のメディアに送るのには抵抗がありましたが、あまりにもうめき声が聞こえてくる期間が長いため、この週刊日曜にハガキを送りました。どうかうめき声について取材してもらえないでしょうか?正直、不気味で怖いです。できれば取材をお願いしたいです。>
我々はこの読者からの取材依頼を要望に応えることにした。
まずは、白石さんら夫婦の自宅へ向かうことにした。
※ここから取材スタッフのことを「取材者」と表記します。
-白石さん住宅-
Q.うめき声が聞こえるようになったと書かれていたんですが、どこからうめき声が出ているかとかわかりますか?
>.それは、あんまりわからないですね。うちの近くに空き地があるんですが、もしかしたら空き地から出てるんじゃないかって思ってますね。
Q.そのうめき声は女性の声ですか?男性の声ですか?
>多分ですけど、男性だと思いますね。
Q.この辺で、ちょっと言いづらいんですが、精神異常者の方とかはいるんですか?
>いやー、それは聞いたことがないです。
Q.聞こえる時間帯とかあります?
>主に深夜の12時?ですね。
取材者:それじゃあ、聞き込みしますので、また後で来ます。
>わかりました。ありがとうございます。
それから我々は謎のうめき声について調べることにした。
まずは、周辺からの聞き込みから始めた。
-白石さんの住宅の近所の聞き込み-
Q.この辺で大きなうめき声って聞こえたことありますか?
>あー、2ヶ月前ー、かな?にうめき声が聞こえましたね。
Q.うめき声以外にはなにかありました?
>いやー、ないですね。(笑)
Q.これは記事に載せて大丈夫ですか?
>あ、はい。
-白石さんの住宅の近所の聞き込み2-
Q.この辺で大きなうめき声って聞こえたことありますか?
>ちょっと前に聞こえました。
Q.うめき声以外にはなにかありました?
>ないですね。
Q.これは記事に載せて大丈夫ですか?
>いいですよ。全然。
白石さんともに周辺で聞こえるうめき声は一体なんなのだろうか?
我々は白石さんの住宅の庭に小型の録音機材を設置した。
その結果をここに載せる。
まずは聞こえる時間帯に小型の録音機材を起動。
深夜0:12-うめき声が聞こえ始める-
「うぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎うぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅ”ぅ“ぅーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎」
すると、うめき声が一時的に止まり出す。
深夜0:37-うめき声が再度鳴り出す。
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎」
これを聞いた白石夫婦はこう語った。
>正直、なんか怖いですね。いつかなんか襲ってくるかもしれないですよね。
すると、またもやうめき声が聞こえてくる。
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎」
取材者:「すぐに行こう行こう行こう‼︎」
我々は開けてはならない真実に立ち向かっているのかもしれない。
それが良い結果でも悪い結果でも。
そして、我々は外へ走って向かったが誰もいない。
我々は白石さん夫婦に声に聞き覚えがあるか聞くことにした。
Q.うめき声に聞き覚えはあるんですか?
>いや、ないです。
そして、我々は出版会社と連絡を取り、一旦、白石さん夫婦の自宅に泊まることにした。
取材者、執筆者:いやー、今日は泊まらせていただきありがとうございます。
>全然全然!逆に怖いのでありがたいです(笑)。
そして、深夜、いつものようにうめき声が上がっている。
我々は白石さん夫婦の住宅の窓から不審者がいないか確認することにした。
だが、路上には酔ったサラリーマンしか現れなかった。
そこで我々はうめき声についていくつかの仮説を立てることにした。
1.酔っぱらったサラリーマン説
2.精神異常者説
3.復讐説
4.近所説
の4つの仮説を立てた。
すると、家の玄関からチャイムが連打したように複数鳴る。
取材者「すぐに行こう行こう‼︎早く!」
白石さんに玄関を開けてもらい、我々は外へ出ると誰もいない。
そして、ポストを見ると紙がはみ出ている。
中身を確認するとこう書かれていた。
引用:白石さん夫婦のポストに入っていた紙
>死ね死ね死ね死ね死ね
取材者「これちょっと…ヤバいよね?」
取材者2「いやー、ヤバいでしょ。脅迫文でしょ?」
そして、白石さん夫婦にこの手紙のことを伝える。
白石さん夫婦>正直、これ警察に言った方がいいんじゃないかな…
>ちょっと様子見る?
>うん…そうだな。
すると、またうめき声が鳴り出す。
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎」
白石さん夫婦>うわ…またかよ…
ファイル:原稿文.1.
ここまでが1ページ半分の原稿です。
もう1ページ半分のファイル:原稿文.2.は近日公開します。
執筆・匿名3
※このフェイクドキュメンタリー小説は全てフィクションです。
>>1
ありがとうございます!フェイクドキュメンタリーの小説とか全然世にないんで、結構難しかったですw。いつもならそれ見て参考にするんですがw