プリキュア二次小説「明日に向かって」下

4 2022/08/07 21:27

次の日、私はまたフェニックス学院に行くことにした。

~百合子、怒るかなぁ~

~昨日辞めるって言ったし、信じてくれないかも、、~

私の自信を無くす言葉がよぎってきた。

「できるかできないかなんてやってみなきゃわからないよ」

「あすか、自分を信じなさい!」

でも、まなつたちの言葉で、その気持ちはすっと消えていった。

{自分を信じる}

この言葉は、よく使う言葉。それに、言いやすい言葉。

でも、行動に移す事は難しい。私はそう思った。

この私が、本当に自分を信じ切れるか?

不安は誰でもある。でも自分を信じてその不安に勝てばいい。

未来なんて考えなくたっていい。今一番やりたいことに向かって走っていけばいい。

大丈夫。

ガチャッ

ドアを開けると雨が少し降っていることに気づいた。

この雨の中で、百合子はテニスをしているだろうか。

あれから5分ぐらいたってのことだろうか。急に雲の色がおかしくなってきたのだ。

ザァーーーーーーッ

あすか「やばいっ!土砂降りだ!」

傘は持っていない。

あすか「きあいではしるか!」

土砂降りなんて、百合子に伝えたい気持ちとくらべたらどうってこともないしな!

フェニックス学院についた。

いつもいる場所に、百合子は居なかった。

「あすか」

私の声が土砂降りの音の隙間からきこえてくる。

あすか「ゆ、百合子か?」

百合子「あすか!昇降口の下よ」

そこに、百合子は座っていた。

監督もいない。

他の部活の部員も1人もいない。でもなんで百合子が?

あすか「なんでそんなところにいるんだよ」

百合子「あすかが今日来ると思ったから」

え?

予想外の言葉に、私は驚いた。

あすか「なんでわかったんだよ?」

百合子「あすかが私に言いたいことを話したら言うわ」

あすか「わたし、やっぱりフェニックス学院に行く!そして、」

   「百合子と一緒にテニス部に入りたいんだ!」

私の目には、少し涙が浮かんでいた。

あすか「だからっ一緒に、ダブルスを組んでほしい。」

   「それで、もう一度あの時みたいに、2人で頑張りたい!」

百合子「私も、、。」

   「私も一緒に、あすかとフェニックス学院に行きたい。

    部活も一緒に頑張りたい。」

この時、私は百合子と目が合った。百合子の目は、どこか嬉しそうで、泣きそうで、ほっとしてるようだった。

百合子「約束ね。」

あすか「うん。」

   「待ってろよ。」

「明日に向かって」終わり

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タグ: プリキュア二次小説 明日

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アニメとゲーム2022/08/07 21:27:38 [通報] [非表示] フォローする
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この小説は、@miniusaさん主催の「推しの小説を書いてみよう」という大会に出した作品です。
この作品は、私の推しの滝沢あすかちゃんの普段は見れない裏の顔を想像して書いた小説です。

@miniusaさん、3度も一気にメンションしてしまってすみません🙇


あすゆりtskr〜)^o^(


>>3
あっすゆりあっすゆり~^^

私は最後の「待ってろよ」のところ、キュンとなってしまいさけびながら書いてましたww


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