サスペンス・ヒーロー小説 アナザーキングーAnother kingー episode.1
※この小説には一部刺激的な描写が含まれていますが、”命を賭けてでも戦う刑事を描いたヒーロー小説“というヒーローものとして正当なものであり、なおかつメッセージも含まれています。
とある暗い遺跡の中、謎の悪魔のような姿をした【怪人】が誰かの赤ん坊をだき、そして笑いながら、謎の呪文のような言葉を唱え続ける。
「呪消陰滅無消陰謀…呪消陰滅無消陰謀…呪消陰滅無消陰謀…呪消陰滅無消陰謀…アハハハハハハハハ、ウハハハハハハハ、これでエネルギーは完成する…呪消陰滅無消陰謀…呪消陰滅無消陰謀…呪消陰滅無消陰謀…」
そこに、謎の赤ん坊の父親のような中年の男が必死に赤ん坊を取り返そうと、【怪人】に向かって殴ろうとすると、【怪人】の異様な牙で、父親の胸を勢いよく刺してしまう。
その途端、彼の胸から大量の血が噴水のように噴き出す。
父親は自らの死を悟ったかのように、力強く赤ん坊を謎の光り輝くゲートに投げ込む。
アナザーキング-Another king-
『はっ……夢か…ここ…あっ、やべよだれ垂らしてる』
そのままカッと目が覚めると、そこはいつも通りの職業柄、見慣れたパトカーの中であった。
人々が静まり返るであろう真夜中である深夜0時22分-静けさを知らない賑わいの町・東京で、この一台のパトカーが、サイレンを鳴らしながら、東京を駆け抜けていく。
奥へ奥へと森を目掛けて進んでいくと、深く暗い闇がパトカーを誘っていた。
事件は2時間23分前に起きた-ある20台前半の女性が一人でキャンプをする『ソロキャンプ』するため、『東京自然森』でキャンプの準備をしていると、遠くから悪魔のような姿に変装した不審者が出たという。
それだけならまだしも、忍足で逃げようとしたところ、なんと地面には首のない死体があったという。
もし、その近くにトイレか何かがあれば、被害者は助かっているはず。だが、被害者によると、あそこにはトイレがないそうだ。
『こりゃ被害者も助からないかもしれないな……』
そうつぶやくと、スマホの電話の着信が鳴った。スマホを確認すると、相手は我々が配属されている警視庁捜査一課の課長である岩井警視正であった。
『はい。警視正、なんの御用ですか?ちなみに今、現場にパトカーで向かっています』
「おいおい、遅すぎるぞ。チッ、さっさと来いよ。お前最近現場来るの遅えからな。いいかこれは殺人事件だからな。いつも通り早く来いよ。じゃ」
『はいはい。わかりましたよ。今着きますから』
電話越しに軽く叱責されながら、突然、呆れられたかのように電話を切られた。
『ったく、どいつもこいつもうるせえんだよ。少しは黙ってろ。お前らはいつも理不尽なんだよ』
すると、パトカーを運転している警官が突然、深い深いため息をついた。
「また岩井課長に怒られたんすか。まあそれくらいいいもんっすよ。水野さんはまだ軽いほうっすよ」
イライラが止まらなくなった頃、あたりは深夜だからなのか、場所だからなのか異様な雰囲気が漂っていた。
パトカーから降り、ライトをつけるとそこは事件現場・・・いや、殺人現場である森だった。
『ここがあの例の森か。ちょっと怖えからお前も来いよ。俺より若造なんだから。お前もいつかは刑事になるんだろ?』
「あぁ、まあそっすね。じゃ行きましょ行きましょ」
光のない暗い森の中を弱々しいライトを頼りに探索していると、岩井警視庁捜査一課長が何かを見つめながら、立っていた。
『岩井課長、ちょっとどうかしたんですか?岩井課長って……』
そう言うと、突然、岩井課長が震え出し、何故だか口から赤黒い大量の血を吐き出しながら、倒れていった。
『岩井課長・・・岩井課長!!!!!!!!!なんてことだ……』
暗い森の中、そう叫びながらライトを頼りに岩井課長の元に向かうと、俺の足元には刑事・警官・そして、警部の首の取れた大勢の無残な死体があった。
『お前・・・見るな。パトカーで早く逃げろ……早く、早く!!!!』
「え……でっ、でも……え?なっ、何があったんですか?もしかして死体ですか?もしかして怖がり?」
『いいからさっさと早くパトカーで逃げろ‼︎‼︎早く行け!!!!これは俺だけの問題じゃないんだ。おおごとなんだよ』
そして、救急車を呼ぼうとスマホの電話に119をかけようとすると、突然上から異様な断末魔の声が聞こえてきた。
上にライトを当てると、そこには謎の悪魔のような姿をした【怪人】が俺が怯える姿を笑いながら、立っていた。
『このクソ野郎!!!!こんなことしていいと思ってんのかよ!!!!!!!』
そう言うと、すぐさま全速力で走って警官の乗っているパトカーの元へ戻っていった。
『ちょっと開けてくれ。頼む‼︎』
そして、パトカーのフロントドアが開き、大量な冷や汗をかきながら、パトカーの中に入り一安心をした。
『はぁー、はぁー、やばいよ。あそこは本当にやばい。早くきゅっ、救急車を呼ばないと』
「なっ、なな何がったんですか……?そんなに汗をかいて」
『あー、あー、違うんだよ。あそこに…あっ、ああ悪魔のようなかっ、か、怪人がいたんだよ。あああれはまっ、ま、間違いなく怪人だ』
「か、怪人……」
『とっ、とりあえず警察署に戻ろう。これはもう大事件だぞ……』
そして、そのまま警察署に戻るとそこには悪魔のような姿をした【怪人】が大勢の人々を食っていた。
そのままパトカーで逃げようとすると【怪人】は突然、こちらを振り返り、その憎たらしい視線をこちらに向けた。
そして、パトカーのフロントドアを開け、警官と二人で逃げていくと、怪人が異常な速さで追ってきた。
そして、あたりに助けを呼ぼうとすると、あたりには無惨な死体が広がっていた。
『日本が…いや、この世界が……このたった2時間で変わっちまったよ……おい、お前今すぐ銃用意しろ。それであの怪人を撃っちまえ』
そして、俺はカーブミラーを開け、横から異様な速さでパトカーを追う怪人の頭を、二発連続で撃った。
だが、怪人は痛くも痒くもピクリともせず、そのまま異常な速さで車を追ってきた。
『おい、もっと出せ!!ヤバいぞヤバいぞ……あのクソ怪人め……さっさと死ねねえとんだバカ怪人なんだな。クソ……さっさと死んでくれ!頼む!』
そのまま名前も知らない山へ着き、そのまま白い謎の建物に駐車しようとすると、白い建物に車を突っ込んでしまう。
『うわああああああああああ!!!!はぁ……はぁ……』
車から急いで出た後、警官のいる席を見ると警官は口から血を噴き出しながら、死んでいた。
『おい……おい……!なんでこんなことになるんだ……なんでだよ……』
そう呟きながら、謎の白い建物の中に入ると、そこには謎の白衣を着ており、眼鏡を目に付けた男がいた。
男に話しかけようとすると、男は突然、謎の液体の入った瓶を手に取りながら、近づいてきた。
「君は正義に身を賭けるかね?それともじっと怠け者のように怯えながら、家で寝ているか?どっちだ?今すぐ答えろ!!」
『どういうことだ?あんたのその瓶はなんなんだよ』
「この瓶は特殊なエネルギーを持っているものしか効果が効かない一時的に超人になる成分が含まれている瓶だ。しか
し、そのエネルギーが備わっていない者はすぐに死ぬだろう。君はそれでも瓶を飲むか」
男は俺に向かってキツイ目を向けながら、そう言った。
「はっきり答えろおお!!!!お前は刑事なんだろ?お前は正真正銘の犠牲のない正義を望むか?今すぐに答えろ。お前の決断次第で犠牲がなくなるんだ!!お前の刑事になった意味を、お前が生きている意味を暗闇の底から見つけだせ!!」
『やってやるしかねえだろ!!こんなに死んでるんだ!こんなに俺たち刑事が死んでるんだ!!俺は命を賭けてでも、超人になってやるよ。笑顔が一つでも増えるのなら、何度だって死んでやる』
「本当にそれで良いんだな?お前は下手したら死ぬんだぞ。それで、いいんだな?」
『あぁ、良いんだこれで。それじゃあ、瓶をくれ』
そして、俺は瓶を勢いよく飲み干した-。
episode.1『序』
ご覧いただきありがとうございました。
感想、評価などなどお待ちしています。
なろうでも公開してるんで、是非ご覧ください。
俺の考察にその どーピンぐ後の見た目 まず心拍数の増加 アドレナリンの放出 代謝の異常上昇 それにより髪の毛が伸びる 筋肉量の増加 何かしらの未知のエネルギーにより 身体強化共に動くためのエネルギーと体を作る成分を補っている
飲み続けると 体にその成分が細胞の一部となり 常人では無くなっていく
>>3
イメージはこんな感じ 人間の基礎的効能を上げる 常人で無くなっていくと他にも能力が目覚める
>>7
怪人 変身 警察 時たらクウガかなこれだとパクリっぽくなるから アナザー達を従える 主人公と同じ人間が欲しいな アナザーに対抗できる人工的システムも欲しい それで主人公vsもう一人の主人公 そして最後に明かされる その二人の力 そこから見える本当の敵 私だったらこう作る
>>11
確かめちゃめちゃ雰囲気似てますね 最後欲しいのはやっぱお色気(萌え)は必要すっよ これあるとないとでは話が違ってくる
>>13
リゼロ→レム
この素晴→爆裂魔女の子
転スラ→ ミリム シュナ等
ちなみに私の小説のゼノの萌えキャラ は
あの女戦士ですね あいつヤンデレ設定にするつもりです
>>15
この子ですよこの子 この子がタイトル回収するくらいですよリゼロ えぇ知らないのぉ(☆.o)y-., o O
>>17
あらら でも見た目は自由に決められるから
あとは性格よ
文書でどれだけ素敵な女あかけるか
>>20
嫌でもなぁ…あくまで人間の本性と正義を描きたいだけですからねぇ。
ちなみにアクセス数300超えました
>>21
おめでとう 女も腐ってるもんですよ ふて腐った女が 綺麗な女のふりする的ことして主人公についてく
主人公の便り強い相棒か どちらにしろ話の掘り下げにも回せる駒としては優秀 困ったときの話の展開にも使える グロ展開と汚さだけじゃ汚さが薄れる 綺麗な物を置くとより汚く見えると思う
>>23
僕のストーリーはヒロインが主人公のメンタルを支える駒なんで 必要不可欠 話を聞いてる感じは弱いドジっ子女の子が主人公とついてきて たまにかっこいいとこ見せて 最後には戦力になる程成長させたり するとかがど定番ですよねー でもアナザーキングだと雰囲気に合ってますかね? 私としては微妙 主人公の同居人として純粋無垢なロリ女を入れて 主人公が行き詰まったりした時 真理的なこと言ったり 主人公のこと幼柄気にかけたりする駒作るかな ベタか?
>>25
そういや君を初めて知った場所見つけたhttps://tohyotalk.com/question/205265
ここ
>>28
ちなみに トートで小説ブーム来たの俺がきっかけ 面白くつくってるはずなのに読まれない
>>30
そうですね ちなみにかんなぎと書かれてん人俺のリア友なんですよね 俺から影響受けて描き始めた というか俺が小説トピを作り上げたと言っても過言ではない 共作します?
>>40
滅亡戦隊ブンメイジャー
バッドエンド者の戦隊
アルマデイ 普通にゼノブレをパクってるなと思ったから
首の皮
異世界で異世界ものを皮肉ってくスタイルの話
>>42
ほうほう。ちょっと最近、サスペンスとかに偏りすぎてるんでいっそのことコメディでもやりましょうかね
>>44
あー、確かに。まあ没企画こっちもたくさんありますけどね。
あ、ちなみに連載期間どれくらいですか?
来年の夏は長編の感動系恋愛小説を公開するんでね
>>52
ちなみに第二話上げました
>>39
これは異世界で現代物やなろう的展開を皮肉って行くスタイルの話にしょうとしたんですが 肝心な話が出来きてなくて没になった