小説 ゲゲゲの歴代兄弟鬼太郎 『五兄弟で色々と頑張ってます！』 (兄弟ネタ みやのさんネタあり)

登場人物

長男　1～2期 野沢鬼太郎：39歳。優しくておっとりな性格。余程のことがないと本気では怒らないが、怒らせちゃダメ、絶対。
次男　3期 戸田鬼太郎：26歳。暴力的でリーダーっぽい性格。運動神経がとてもいい。
三男 4期 松岡鬼太郎：24歳。おっとり紳士的な性格。読書が趣味。末っ子のことがお気に入り。
四男　5期 高山鬼太郎：1９歳。イケメン。友達や仲間に気を遣いすぎて末っ子の沢城によく注意される。
末っ子　６期 沢城鬼太郎：15歳。冷静だけど愛想がない。力の制御が上手くできないので兄たちに心配されている。

※歴代鬼太郎たちの年齢は人間と例えてです。中身の年齢は化け物過ぎてやばいので公開しません。

高山「やあ、6期ねずみ男くん」
6期ねずみ「は？」
高山「沢城くんとはいい関係らしいね」
6期ねずみ「いや...お前だれ？鬼太郎のニセか？」
高山「僕は5期鬼太郎だよ」ニコニコ

いや知らねぇし...
焦る6期ねずみ男

沢城「あ、高山兄さん」
高山「沢城くん」
6期ねずみ「はあ！？鬼太郎っ！お前兄弟いたのか！？」
沢城「ああ」
6期ねずみ「なんで今まで黙ってたんだよ！」
高山「あれぇ？よく聞いたら、6期ねずみ男くん...蒼兄さんと同じ声だ！」
6期ねずみ「誰だよそれぇ！！」

蒼兄さんとは、蒼坊主という高山鬼太郎の兄貴分の方です。高山くんが幼少期の時になんだかんだでメチャクチャやばいことになってそれを止めたのが蒼坊主さんです。(気になる方は5期を見てみてください)

戸田「6期の人たちに会ってきたァ？」
高山「うん」
松岡「...」
戸田「...はあ..僕、オメエに前...伝えたよな。『6期の人たちには迷惑になるから会いに行くな』って」
高山「挨拶くらいいいじゃないですか」
戸田「ダーメッ」
松岡「僕も挨拶くらいはいいと思うよ」
高山「松兄さん！そうですよね！」
戸田「君がそう言うなら...」
松岡「僕もまた今度6期の人たちに会いに行こうかな」
沢城「野沢兄さんはいないんですか？」
戸田「どーせ、ふらっと旅に出てカマボコにされてんじゃない」
高山「ありえる」
野沢「なんだい？」
戸田「うわっ！」
松岡「いたんだ」
野沢「屋根を直してたんだよ」
高山「はしごは使わなかったの？」
戸田「......はしごは？」
野沢「使ってない。柱を登った」
戸田「ったく、危ないからやめろよ。それも一回落っこちたことあるあるだろ」
野沢「うん」
戸田「ちゃんとはしごを使え。沢城が真似したらどうするんだ」
沢城「僕やったことあります」
高山「...ｗ」
松岡「戸田兄さん、もう沢城くん習得してるｗ」
戸田「今すぐ忘れろ」
沢城「はぁい」

こんな感じで僕ら五兄弟の物語が始まります。楽しんでください

次の日...
沢城「高山兄さん」
高山「？。なんだい？」
沢城「戸田兄さんがなんか怒ってるからどうにかして」
高山「僕が！？...えっと...こういうのは松兄に頼んだほうが...」
沢城「松兄いない」
高山「えぇ...」
沢城「...」
高山「なんで戸田兄さんは怒ってるんだい？」
沢城「高山兄さんのこと」
高山「...ダメじゃん！僕のせいで怒ったんだから僕本人が行ったら余計に怒るよ戸田兄さんは！」
沢城「........」ぼーっ
高山「ちょ...聞いてる？」
沢城「......あ、ハイなんですか？」
高山「もういい何でもないですｗ」

弟の前で敬語になってしまった

高山「...」
戸田「高山」
高山「おわぁっ！？」
戸田「なに汗かいてんの」
高山「え、怒らないんですか？」
戸田「なんのことだよ」
高山「...沢城くん...？」
沢城「...」知ーらねっ

あ、沢城くん...君、噓ついてたんだ

高山「ちょっと！」
沢城「僕、松兄のところ行ってくる」
高山「いや、ちょ...待って！」
戸田「？？」

何がしたいんだ沢城くん...(汗)