とーと 擬人化 小説化 番外編(イメキャラ総選挙)
番外編
とーとイメキャラ総選挙~
「...。」
ず~ん
「トピ主、どうしたんだ?あいつら、、、」
「とーとイメキャラ総選挙があるから落ち込んでるんすよ。」
-いつもは馬鹿な雰囲気をだしてる十がオレ様にもわかるくらいに-
「死んでいる-」
「ふっ!ふふふ...」
「笑わないでくださいよ!僕、真剣に考えてるんです!」
とーとイメキャラ総選挙に勝たなければ十の容姿はかわってしまうのだ!
そのため、十は屍のように-
「語り手さん!?」
ごめんなちゃい。
「いやあ、勝てそうにないっすねえ。」
「なっ!わかってるけど(ぼそっ)」
トピ主が顔面をスライドさせながら言う。
「いやあ、だって...ただの模写好き、匿名3、ねこまろん、しずなりょう...」
ごくり
全員が唾を飲む
「これで勝てたら天才っすよお!がんばってーードッペルさーん!」
(泣)
「確かに...」
「まあ、そいつらいなくてもこんなブス優勝できねえだろ」
「がーん。」
立候補者は有名兼イラスト激上手な人ばかり...勝てないっすわ
10分後
十の部屋
「無理だ、、、無理だって、、、」
十が泣きながら暗い部屋でうずくまっている。
「かてっこない、、、」
-僕なんて、無理だ。応援っぽいことやってくれるけど無理なんだよ-
コンコン
ドアがノックされる。十は何も応えず、静かにドアを見る。
ガチャ
ドアが開くと共に暗い部屋に光がはいる。
「おい、大丈夫かよ。」
幼くて落ち着いた声、いつもの荒々しい性格など感じさせない声で語りかけられる。
「...大丈夫だよ、億...。ありがt」
「大丈夫?何言ってんだ?」
「えっ?」
-質問にちゃんと応えt...-
スッ
「びくっ」
億の目のハイライトが消える。
「大丈夫だったらこねえよ。大丈夫じゃないからきてんだよ。」
「...」
「オレには関係ねえ。てめえの性格はどうせ変わんねえ。
容姿だけだ。性格変わったとしても、てめえは馬鹿のまま。」
「一言余計!!」
しょぼくれ十でもここには突っ込む。
「...負けてこい!」
「えっ?」
荒々しい声が戻ってきた。
それと同時に意味不明な発言。
「負けてこい...」
たったっ
十の部屋から出る億...
「ちょっ!まっ!」
バタン!
勢いに任せてドアを閉められた...
「...。勝つなんて考えずに...」
-...バーカ!-
「出れることを誇りに思えよ。オレ達なんて、でもしねえぞ。」
廊下、荒々しいはずなのに落ち着いた、静かな声が響いた。
「...何にも聞こえなかった...」
-だけど、頑張ろうっ-
投票日一日目
「いってきます!」
「「「いってらっしゃい!かってこい!」」」
...
「いってこい(ぼそっ)」
「!」
一瞬、下を向く十
「...はい!」
乗ってたぁぁぁ
そんな俺うまくないよ?(とか言いながら一番になりたいやつですごめんなさい)(投票してぇぇぇ)