もうすぐで月曜日がやってくるぞな…!!
夕日のさす,午後6時頃。
「お,おい,見ろ!!」
「あ,あれは……っ」
町中の人々が声を上げる。
「逃げるんだ…」
誰かの一言で,人々は一斉に走り出した。
月曜日から逃れるために───。
「わあぁァアアア!!!」
「ぎゃああああ」
「いやだあああああ」
「眠いよオオオァアアア!」
次々と人が月曜日に狩られていく。
俺は,人々の叫び声を聞きながら月曜日から逃げた。こうなれば,他人など気にしている暇がない。とにかく月曜日から逃げたい一心で,俺は走った。
そのうち,叫び声が聞こえなくなった。辺りはすっかり暗くなっている。
「お,俺は……月曜日から,逃げ切れたのか…?!逃げ切れたんだな…?!!」
歓喜の雄叫びをあげようとしたそのとき。
「やあ。」
目の前には,月曜日がいた。
俺は一心不乱に走り出した。夜の暗闇を,ただひたすらに走った。
行き先なんか考えなかった。
とにかく月曜日から逃げられれば,それでよかった。
どのくらいの時間走ったのだろう。どれほどの距離を駆けたんだろう。朝日が出かかっている。
朝日が。
「朝日が出ている。ということは?」
背後から声がした。全身に鳥肌が立つ。
なにをしても,どうやっても逃れられない。
時間というものは,全て平等に進む。
ずっと,俺の背後を,同じ速さで追っていた───
─月曜日──────
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なにこれ
もうなんか月曜日嫌すぎて書いてしまった。
てか午後6時頃に夕日とか言ってるけど今もう真っ暗だよね。
トピ画の背景はフリー画像だよ。
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