【東方】もういない【レイマリ?】【感動?】【記憶喪失】
これはピクシブにも投稿しています。無断転載とかではありません。
私はにわかなので、おかしい点があるかもしれませんが、暖かい目で見てください。
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「霊夢、霊夢は、もういない、もういないのよ!」
「は…?そんなわけないだろ?アリス」
アリス・マーガトロイドは、魔理沙に言う。
魔理沙は数日前に一部の記憶を喪失になってしまった。
アリスも相当辛いが、アリスよりも霊夢と距離が近かった魔理沙の方が辛いと言うことをアリスは知っていたため、魔理沙の回復に努めることにした。
「そんな嫌な嘘つかないでくれよ。それで、霊夢はどこに行ったんだ?」
「…」
霊夢は、外から来た幻想郷の「スペルカードルール」を守らない妖怪に殺された、なんてこと、記憶喪失の魔理沙になんて言えない。
もし言ったとしても、そんなことないと突っぱねられるだろう。そうだ、霊夢がそんなただの妖怪に負けるわけがない。
自分だって、信じられてなんていない。でも、それを解明する「鍵」はある。
「なんで教えてくれないんだよ、アリス。」
それは、魔理沙だ。
魔理沙は、霊夢が死ぬ時、霊夢と一緒にいたからだ。
まぁ、その記憶が喪失しているから魔理沙はこうなっているのだが。
それに、もし記憶が取り戻せても、またすぐに喪失してしまうかもしれない。
アリスの考えでしかないが、魔理沙が記憶を喪失したのは霊夢が死んだショックによるものだと思う。
なら、記憶を戻しても意味はない。逆戻りだ。
「それは…霊夢は…さ、ね?異変解決でさ…疲れてるから」
口から出任せだ。
「そうか…いつもは異変を解決してもピンピンしてるのにな。
なんでそんなに疲れる異変なのに呼んでくれなかったんだろ…?ちょっと霊夢に聞いてくる!」
「え!?ちょっと、魔理沙、まってよ!」
魔理沙はアリスの制止を聞かず出て行った。
箒も持たずに、急いで。
魔理沙は走る。走って、走って、走って。
何故かはわからないが、嫌な感じがする。
いつもみたいに、何か悪いことが起きるのかもしれない。
でも、霊夢がいるならなんでもこなせる。
けど…そうじゃない、いつもの感じより、ずっと重くて、苦しい。
見慣れたはずの魔法の森も、焦っているせいか、始めて来た場所のようだ。
(なんでだろ…)
魔理沙は木にもたれかかった。
全力疾走をして、疲れたから。
(もしかして、この嫌な予感って…)
薄々気づいていた。でも、信じたくなんかなかった。
だって、霊夢が…
(霊夢が、死ぬわけなんかない)
そうだ。死ぬはずない。
…自己催眠だ。魔理沙は、本当は知ってる。
霊夢は、もう死んだ。
「…っ…」
それも…
自分を庇って。
妖怪は、とても強かった。
霊夢と魔理沙、二人でようやく倒せるくらいに。
『魔理沙!!大丈夫?』
『私は大丈夫だ!恋符、マスター…』
でも、倒せなかった。ハッピーエンドなんかには、ならなかったのだ。
『魔理沙!?』
魔理沙は妖怪に人質にされた。
その妖怪は魔法体制がかなり強かったのだ。
『あんた、よくも魔理沙を…!』
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
『霊符「夢想封印」!!!』
妖怪は倒れた…
これで、異変解決、だと思われたのだが。
『このまま死ぬなんて、絶対嫌!』
『はぁ!?』
『魔理沙、避けて!』
ザシュッ、と妖怪の斬撃が飛ぶ。
魔理沙は避けられなかった。
目をギュッと瞑る。ああ、もう私の人生は終わりなのか、と。
でも、何秒待っても痛みはこなかった。
それもそのはず。
『魔理沙…っ!逃げて!』
『…は?』
霊夢が、自分の前に立っていたから。
『なっ…なんで』
『いいから!もうこの妖怪は死んだようだけど…ここは幻想郷!
コイツが復活するとか、何かあるかも…』
『そうじゃねぇ!!!!!』
『っ!?』
悲痛な声。
自分は、全く痛くないのに。
霊夢の方が、辛いのに。
体が動かない。
『霊夢っ…!なんで私を庇って…』
霊夢の体は崩れ落ちた。
『そんなの決まってるじゃない…
あんたに生きて欲しいからに決まってるでしょ!』
魔理沙の手を握る。
『だから、さ…おばあちゃんに…なるまで、死ぬんじゃ、ないわよ?』
『霊夢…』
それだけ言うと、霊夢の体には力が入らなくなった。
そして、どんどん冷たくなって…
『え…』
『いや…』
『なんで…なんでっ…!!!』
魔理沙は慟哭すると共に。
記憶を無くした。
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最後詰め込みすぎだし下手くそだけど許して…むずい…
すごくレイマリの感情が読み取れますね‼︎あと、私も小説を投稿したくてレイマリの記憶喪失の小説を書いてみたくて一応調べたら主さんのが出てきて、パクったように思われてしまうので言っておきます!私も霊夢が記憶喪失の小説を書いてもよろしいでしょうか…?不愉快になってしまったらすみません
>>1
返信送れてすみません!
別にいいっすよ!
記憶喪失ネタなんてありふれたものなので