小説 ジェンダー兄弟
ジェンダー兄弟!
脚本:ゆきねこ 製作:ちょこまる
八宮ゆき 小6年生
ジェンダーで男子になった。
元は女子。
可愛い<かっこいい
兄弟の姉。
スポーツ、ゲームが好き。
八宮ちる 小5年生
ジェンダーで女子になった。
元は男子。
かっこいい<可愛い
兄弟の弟。
お絵描き、人形が好き。
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1.ジェンダー兄弟の朝
「おい!ちる!おーきーろ!!」
……うるさいなぁ。
毎日の朝、こうやってお姉ちゃ…じゃなかった、お兄ちゃんが叩き起しに来る。別に遅刻するわけでも…
「目覚…なって…30分たっ……!」
ふぁ〜。眠い。まだ30分前かな。よし、寝よ。…いや、待て待て待て。何か言いかけてたよね?…30分たっ??……はっ、まさか!!
「うわぁぁぁぁ!!お兄ちゃん!!今何時!?」
「わっ、びっくりした。やっと起きた…もー。遅刻するで、学校行くまで残り10分。僕はもう準備終わってるぜ、さぁ、どうする?w」
「ふっっっざけんなぁぁぁぁぁ!!!!」
ガッシャーーーーーン!!!
「こら!なにどったんばったんしてるの!静かにしなさい!そして、早く学校行きなさい!!!」
花瓶、目覚まし時計、その他もろもろがちょい壊れた。あーあ…お気にだったのになぁ。
「返事は!!!」
「「はぁい…(痛い…)」」
まぁ、こんな感じで、いつも朝ドッタバッタしてる。
お兄ちゃんは優しいよ?でもウザイんだ。
なんだろうなぁ。
……え?何、違和感があった?何だろう。まあ、私は学校行…行きたくないなぁ。
2.ちるの学校生活
ザワザワ。ザワザワ。正門の前はもうランドセルだらけ。そんな中から友達を見つけ出すのは、コミュ障にとってかなり難し…
「ちーるるん、おっはよ!」
「ちーかま!今日も寝癖凄いね(笑)」
…!?おいおいおい、コミュ強ども!!すごいなおい!
あ、そうそう。私には色々なあだ名があるの。ちるるんとか、ちーとか、ちーかまとか…は?なんでちーかま?
それはさておき、この子達は1番の親友!
由美と波瑠!一緒のお絵描き仲間なんだ。
「えーっ。今日もあいつ女子のふり?いい加減やめろよー。キモイよなぁ(笑)」「なー(笑)」
…うるさいなぁ。
もう分かったかもだけど、そう、僕は本当は男子なんだ。でも、私は女子がよかったから女子になった。
そう。つまり、『ジェンダー』。
でも、1回、休み時間に男子トイレに入ったことがバレて一部の男子に私が男子ってことがバレちゃったんだ。
「もーっ!ちるは男子だけど女子なの!じぇーなんとかってやつだよ!」
「ジェンダーね。」
「そう、ジェダーチーズ!…あれ?なんか違くない?」
そんなこんなで学校は始まる。お兄ちゃんは6年生。私は5年生だから、フロアを少し歩けばお兄ちゃんに会える。
お兄ちゃんは何してるのかな…
--1話 END--
✐☡あとがき५✍
ちょこまる
ゆきねことの合作!やる気がある限り書き続けます(笑)
あと、私自身も男子になりたいと思ってます( *´꒳`*)浅知恵でも頑張るぞ🥺
ゆきねこ
ウェェェエェェェェ(?)僕は男子だよぅゥゥゥゥ('ࠏ' )???
ま、冗談はさておき。ちょこまると初合作!楽しい!
ジェンダーのお話は色々思いつくので、どんどん書くぞ🦀