石坂浩二は、狸親父を器用に演じていてはいるんだけど、この人がやると、余計な品のよさが残ってしまう。リアルな嫌らしさが足りない。
主人公の設楽が、過去イチ酷い策略家になっているのは面白い。
自分だったら、渡辺みたいな直情的な奴に投票したくないけど。
シーズン2までが良すぎた。やっぱり西田敏行さんの気色悪い恐ろしさがあったからかなあ。本当に素晴らしい俳優さんでした。そしてシーズン3を批評するつもりはないけど、なんとなく設楽さんの考えが貫かれていなくて相手の都合に合わせているように見える。元の考えどうりなのか、少しわかりにくい。綺麗にまとめすぎているせいかなあ。シーズン4を期待したいが、長くなるほど残念になるのも嫌だから、この辺でやめておいた方がいいのかな?