【東方小説】霊夢×魔理沙「交わる夢想の夢、魔法の星」『恋』第1話【レイマリ】
霊夢×魔理沙の百合です。
このお話は第1話です。
この世界線の幻想郷では『百合』が当たり前です。
魔理沙視点です。東方二次創作です。
それでは、どうぞ!!
魔理沙 私の名前は霧雨魔理沙。どこにでもいる普通の魔法使いだぜ。
そんな私は、ある人が少し気になっている。それは…
霊夢「あら、魔理沙じゃない。どうしたのよ?」
魔理沙「…………いや、暇だから来ただけだぜ。」
霊夢「どうせそんなことだろうと思ったわ。」
魔理沙「客が来たんだからお茶の一つや二つ出せよ!!」
霊夢「はいはい。」
魔理沙 …………。私は霊夢が好きなのかもしれない。
最初は、単なる友達だと思っていた。なのに、なのに…。
霊夢「はい、お茶よ。」
魔理沙 いつの間にか、好きになっていたんだ…。
いつもは怠けるくせに、いざという時は頼りになるギャップ…。
サラサラで筋の通っている、綺麗な黒髪…。
誰だろうと前に立ちはだかれば容赦はしないと言う、強い意志を持っていて…
私なんかじゃ手も足も出ない程の強い実力の持ち主。
何だかんだで優しいんだ、霊夢は。こうして私の相手をしてくれてる訳だし…。
好きな所を挙げるとなるとキリがないな…。
霊夢「魔理沙?」
魔理沙 でもそんな霊夢は、愛されている。
レミリア、紫、文…。私なんかが霊夢に釣り合う訳…。
霊夢「どうしたのよ、ボッーとしちゃって。」
魔理沙「ふぇっ!?いいいやあ、なあんでもなあいのじぇ!?」
霊夢「分かりやすい奴ね、アンタってw」
魔理沙「んんん!?私の考えていることが分かったとでも言うのかかかかかか!?さては、お前、さとりからサードアイを…。」
霊夢「腹が減ったんでしょー。悪いけどご飯は無いから!!」
魔理沙「あ、ああー。やっぱお前、強い勘の持ち主だよなー。へへ。」
霊夢「あったりー!?w」
魔理沙 霊夢と恋人になりたい気持ちはあるけど。
霊夢「じゃ、アンタがラーメン奢ってね♪」
魔理沙「はあ!?何でそうなるんだよ!?」
霊夢「生憎賽銭がお亡くなりになられていましてね、そこのところどうでしょう天才魔法使いさん!?」
魔理沙「…餃子だけなら奢ってやるよ」
霊夢「えー?餃子だけー!?ケチー!!」
魔理沙「感謝ってのが感じられねえなあ、博麗の巫女さん!?それじゃあこの件は無しって事で。」
霊夢「魔理沙様こそが天才!!最強!!弾幕はパワー!!世界一の名言です!!」
魔理沙「ははは、必死だなあww今回だけだからなー?」
今が楽しければ、それでいっか。
魔理沙「じゃあラーメン屋行こうぜ!!」
霊夢「ヨッシャア!!」
魔理沙「やべ、財布忘れた。そこで待ってろ!!動くなよー!」
霊夢「何やってんのよーww早めによろしくね!!」
魔理沙「おう!!待ってろよー!!」
タタタ…………(走る音)
霊夢 ……………。
「魔理沙って、可愛いわね。」
続く