『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』の自己評価

4 2024/03/02 18:18

ネタバレ厳禁を考慮して、重要なネタバレは避けて評価するぜ。

映画ドラえもんcom2024:https://doraeiga.com/2024/

『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』は...人生初のトラウマショック死したぜ🥺

今作は、ゲスト声優の主要役による棒読み違和感もなく、音楽と声優達による交響楽(シンフォニー)も過去最高レベルだった....なんなら、ゲスト声優も違和感回避の脇役だったり、短い時間ながらも異質の存在感とオペラ歌唱を発揮した石丸幹二さんも見事の演技である。

なにが致命的問題か?それはな、ストーリーが散文的すぎるんだよぉぉぉぉぉぉぉおお!?😱💦

旧映画ドラえもんには『冒険、友情、教育、スムーズ、コメディ、縛り』という六基礎があった。これは製作側(東宝・テレ朝・藤子不二雄先生)が実質的に発表しておらず、ドラファンのプログと動画を抜粋して感じたものだ。しかし、新ドラ(21世紀ドラえもん)には『冒険、スムーズ、縛り』が失われたのだ。藤子不二雄先生亡き後、原作ドラえもんの素晴らしさを理解する者達が1人も出ず、藤子不二雄先生の教訓(六基礎)も生かしきれず、新ドラの子供達には原作ドラえもんの魅力を伝えきれていないのだ。

本作は原作者(藤子・F・不二雄先生)の生誕90周年記念作品もあって、六基礎問題に改めて痛感する。公開前、「ドラえもん達(5人)が地球から消えた音楽を救うための壮大な冒険話」というあらすじの予告が流れているが、......

ほとんどが予告詐欺じゃねえかぁぁぁぁぁぁああ!😣💦

ま、肝心なネタバレになるので深掘りは避けるけど、本作も“のび太とドラえもん”が主役と思いきや....本作のゲストキャラのミッカ(ロリ美少女)がまさかの主役だったのだ(?)映画ドラえもんといいながら、大半がのび太とミッカの音楽と友情話なので、ゆえにドラえもんという化けの皮を被った問題作。新ドラはスムーズ・教育・縛りが失われ、どれもテンポの悪さと製作陣のご都合主義が目立つ。本作はカットシーンに音楽を導入したり、個性豊かなキャラ達のコントが焦点だが、テンポの悪さとご都合主義の腐敗を誤魔化したがる製作陣の意図だと確信した。そして、最終的にはあらゆる伏線がタイトル回収に至るのだが、ネタバレ回避をするべく感想だけ教えよう。

トラウマ級の唖然....😨😨😨

旧原作ファンと旧アニドラからは最悪(😡)と批判されるおろか、新ドラのファンからも普通(😑)とイマイチな口コミが相次ぐほど、期待ハズレの問題作となったのだ(細野真宏さんは「オリジナル版」の難しさを指摘)。

試写会の絶賛はどこへ!?😔😔😔

115分の交響楽(シンフォニー)は、夢と冒険とはかけ離れた駄作。”原作者不在後の没落を体現した製作陣(シンエイ動画)“と“コンテンツを金稼ぎに転用する大手業界(テレ朝と東宝)”の交響楽(シンフォニー)だと俺は認識する。やはり、全盛期は原作者存命時代であり、それを超えるのは不可能であり、今の子供達に本来の姿を見せられないのは非常に残念である。

だけど、子供達が満足するなら、それでいい。満足できないなら、映画『BLUE GIANT』と旧『映画ドラえもん』を観ようぜ。

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タグ: 映画ドラえもんのび.. 地球交響楽

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