「762番」を点呼せよ
細胞内の戦争の末、人類は一つの答えに辿り着く。
1戦争による核の破壊によりテラは滅びる。その状態が全細胞で起こる。
2すべてのテラが死滅した暁には宇宙も朽ち果て、生まれ変わりも阻止する。
3誰が定めたのか、平均100年の月日で戦争は終わるとされる。
4戦争により周囲が破壊され、いつしか崩壊を招く。
今までの合計が答えだ。
答えを求めよ
「テストの問題がむずい。何だこりゃ。」
そう思い席を立ち、テスト用紙をビリビリに破り、先生を押し倒し、公園のベンチへと向かう。
公園のベンチで座った途端、被弾したリンゴのようなテレビが大陸から押し寄せてくる気配を感じた。
気配を感じた人々は一斉に叫び、東京湾へと飛び込む様子が目に映る
「橋脚……そうだよ東神奈川だ!!!!!」
まともに進まないふわふわする感覚で飛び出す
途中、思いつきで街角を曲がる。街灯が倒れる。
違和感を感じた。道のコンクリートが剥がれ落ちて空に飛んでゆく。
重力を失ったクルマたちは頭上で遠くに消えていく
「また視力が落ちそうだ。」
言いつつも部屋の壁を朱色に塗る。そんな時、校長が椅子に乗ってこっちへ来るではないか!
校長の顔は変形し、「莠コ遞ョ蟾ョ蛻・縲∵判謦�ァ」を備えた変貌へと乱舞する
無難にも点呼は成立し、理解不能の域のバランサージャイロで支えられた7本のヤギの頭部を蹴飛ばし、吹き出たヤギの脳ミソと目玉と肉と血、歯で服が破れた。
点呼の呪文の影響で眼の前で腐敗する校長を見ながら思う「コイツの存在、段ボール箱」ハハハ、キミは面白いねぇハハハハ
はははははははははははははははは。「見てよこれ、視界が歪曲し始めたぜ!どっかにトリップする気だぜ!!!!!」
トリップした先、ぼやけた視界に見える無の空間。「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
頭痛が!
飛んできた鳩に申し出る「来た道を教えて!この蛙あげるから!食べちゃっていいよ」余裕のない表情。目は虚ろで口は引きつっていた。
そんな事しているうちに鏡の女性と目が合う。彼女は「雨の轟音が電線を分断するぞ!逃げるんだ」と必死に言っていた。了解した私は銅製の分厚い扉を開く
「やっべ〜暗証番号忘れた」死を悟り、鎌を持った眩しいほど白い顔の仮面が近寄ってくる。
鎌仮面は私の背後に立ち、私は「November」と叫びながら仮面を剥ぎ取る。
鎌を持った青白い怪物は阿鼻叫喚しながらステンレス製の棚を召喚する。私は血が足元に抜けて、眼の前に黒幕を降ろされたかのように意識を失った。
気がつくと空港に居た。周囲の人達は全裸で座り込む私に見向きもせずに去ってゆく。
羞恥心で動けない私は口の中に毛玉が入っている感覚がした。
吐き出そうとした所、出たものは前歯だった。舌で触ったら前歯がある場所に歯がない。
歯を眺めて村の長に投げつける。
「処刑はいかが?」幻の村長が声をかけてくる。
瞬きをした瞬間、村の人達は消え、村の明かりも消え、荒廃した薄暗い廃村になっていた。
MJHn83693が見当たらない、きっと放射能が隠蔽したのだろう。異国の地。
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