［総選挙］半島ドリームウォーズ（多分前編）

※この話は第一次世界大戦で同盟国側が勝った世界線です

とある銀河の真ん中くらいにある真っ青な惑星、地球、ここ2000年代でも戦乱に満ちた世界だった。

バ「ったく、また転生系かよ、、」

私はバーンカン、ついさっきこの地球とかいうとこに転生したらしい。

ア「おはよう！バーンカン！」

バ「...誰？？」

ア「なんだよ、ガキの頃からのマブダチの俺を忘れたのか？この役者めw」

バ「あー（そういう設定か、）」

ア「俺だ！アルバートだ！セルビア人の！」

バ「悪い、ちょっと出かけてくるわ」

ア「、、、シカトかよ」

どうやらセルビアとかいう場所に来たらしい。

ネットが繋がったんで調べてみたらここはオーハン？っていうとこに併合されかけてるらしい。

それとここはバルカン半島と言われ、別名ヨーロッパの火薬庫と言われてる。

ア「お前なぁ〜人のパソコン持って行きやがって」

バ「あー悪い悪い」

バ「ところで今って西暦何年だっけ？」

ア「マジかよ（引）2000年ピッタリだぞ、最近ドイツ帝国の体制やばいことぐらいわかるだろ？」

！？おかしい、歴史の授業中爆睡してた私でも流石にドイツ帝国が2000年に存在してるはずがない。

となると世界線が違うのか、、？

ア「それでさー最近この国もあれ導入したんだってな」　

バ「は？」

ア「国家総動員法、日本のやつに改良加えたんだよ。なんか能力の高い女も戦場に駆り出されるらしいぜ」

バ「え？」

ア「超兵令ってやつ？それでお前の経歴軍部が見たら合格ってさ、つまりお前も戦うんだとよ」

バ「どこと？」

ア「オーハンだよ。あいつ負けたくせに復活しやがって、、、」

内心私は思った、この世界じゃ差別なんてものは悪い意味でないんじゃないかって。

まあどの道その超兵令ってのは面白そうだな。

ド「大変だお前らー！」

ア「ドン先輩！？どうしたんですか！？」

バ「なあアル、この人誰？」

ア「お前頭打ったのか？この人は俺たちのクラブの先輩のドン先輩だぞ！」

ド「アル！バン！よく聞け！さっきオーハンがセルビアの空港を爆破させた！」

バ「？」

ア「？」

ド「要するにだ！これはセルビアへの宣戦布告だと国は騒いでるんだ！よって訓練期間を明日からにするから早く軍部に来いってことだ！」

バ「あーーアルは行く？」

ア「あーさっさと行かないと国家反逆罪に問われるぜ」

バ「じゃあ行こうかとっととね」

ア「じゃどっちが先に着けるかバトルだ！」

バ「おう！」

ド「ちょ！お前ら！俺も行くんだよ！」

こうして私の夢物語は2000年代を走り始めた