【総選挙】親友との約束

朝起きたときから私の心は沈んでいた。

今日は、、「あれ」が行われる日。私が学校の教室へと足を運ぶ。

すると、「まーい！」

と、親友の綾乃がこえをかけてきた。

「とうとう、今日が来ちゃったね、、今日で一ヶ月のターゲットが決まるんだよね。。」

そう。わたしがかようはなさきちゅうがくでは毎回一ヶ月あるテストで、最下位をとったらみんなにいじめられるのだ。

みんなは自分もいじめられるのが怖くてターゲットを庇わないけど、、、私達はちがう。

「わたしたちはどっちがターゲットになっても、友達でいよう！」

って約束したんだ！だから、不安はないよ！ガチャッと教室のドアを開けた。すると、、グシャッ私の顔に卵がぶつけられた。

「え、、？」「おめでとう。舞。あなたが今日からターゲットよ！」

黒板に張り出される順位にはたしかに私が最下位に写っていた。

で、、でも私には舞が、、

「綾乃、、」

パーンっ

「え？」

私は突然のことに頭が追いつかなかった。でもしばらくしてわたしは綾乃にほっぺたをはたかれたとわかった。

「話しかけないでよ？最下位なんだからさ！仲良くするって言ってたのはただ私が最下位になったときの保険だから！！」

嘘、、でしょ、、？？私じゃあ、、、これからいじめられるの、、？