【東方】「少年少女たちが幻想入りした結果！」#15！ こあと咲夜の過去

こんちは！おかげさまで15話！ありがとうございます〜！！！結構長いっす！じゃ，どぞ！

フラン 「う，うーん…？」

レミィ 「わ，私たち…。変なピンク髪の侵入者と会って…。」

咲夜 「…もしかして，私，誘拐されたの…？」

美鈴 「💤」

咲夜 「あんたは起きなさい！！」

美鈴 「ふぁっ！？」

パチェ 「あ，レミィ。戻ってきたのね。」

レミィ 「え…？どゆこと…？」

パチェ 「実はあーなってこーなってて…。」

咲夜 「…なるほどね。それで私たちは回収されて，その敵さんのお友達のこあは捕まんなかったわけね。」

美鈴 「パチュリー様は時間切れで回収されなかったと…。」

レミィ 「大変だったのねぇ…。てゆーかあのピンク髪のやつめっちゃうざかったわ。」

小悪魔 「…。」

レミィ 「…こあ？お〜い，こあ〜？」

小悪魔 「…。」

パチェ 「…実はね，あのピンク髪のやつと仲良かったみたいで，あいつが行ってから，『あいつが悪になったのは自分がいたせいだ』って落ち込んでんのよ。」

咲夜 「…こあ，あとで私の部屋に来なさい。」

小悪魔 「…？」

レミィ 「…じゃあ，私たちは部屋に行ってるわね。フラン，行くわよ。」

フラン 「は〜い」

美鈴 「では，門番頑張ってきます。」

パチェ 「…こあ，行ってらっしゃい。」

小悪魔 「…はい。」

小悪魔 「…咲夜さん，来ました。」

咲夜 「いらっしゃい，こあ。」

小悪魔 「うわぁ…。ここ，綺麗ですね。」

咲夜 「え！？そ，そう…。(部屋褒められたの初めてー！！！うれしー！！！)」

小悪魔 「それで，なんの用ですか？」

咲夜 「あ，そうだったわね。…こあ，私とあなたが会った時，覚えてる？」

小悪魔 「私と…。咲夜さんが…。会った時…。」

小悪魔 「…あ，あれ？ここは…。どこ…？」

パチェ 「あら，成功したわ。」

レミィ 「すごいわパチェ！」

小悪魔 「え，えっと…。」

パチェ 「初めまして，私はパチュリー・ノーレッジ。こちらはレミリア・スカーレットよ。」

小悪魔 「あ，あの…。ここは…？」

パチェ 「ここは紅魔館よ。私はあなたを召喚したの。今日から司書として働いてね？」

小悪魔 「し，司書…？」

レミィ 「本を整理する仕事よ。今日からあなたは，私たちの家族よ！」

それから私は，いろいろなことを聞かされた。お嬢様が紅魔館の主ということ。地下には引きこもりの妹様がいること。パチュリー様は魔法使いで，お嬢様と妹様は吸血鬼だということなど…。

小悪魔 「…あの，マルフは…？」

パチェ 「マルフ？誰かしら？召喚したのはあなただけよ？」

小悪魔 「そ…そんな…。マルフ…？」

レミィ 「？とりあえず，名前を教えてもらえるかしら？」

小悪魔 「こ，小悪魔です…。」

パチェ 「じゃあ，こあね。あなたは今日からこあよ。」

小悪魔 「は，はい…。(マルフ…。どうして…。救って…くれたのに…。)」

小悪魔 「…マルフ，ごめんね…。ありがとう…。」ﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯﾋﾟｰｰｰｰ

玲衣亜 「な！？危ないっ！！」ﾄﾞｰﾝ!!

咲夜 「え…？嘘だよね…？玲衣亜…。」

小悪魔 「わ，私の…せいなの…？」

咲夜 「…。」

小悪魔 「あ，あの…すみませんでした！！」

咲夜 「…いいのよ。あなたもそれなりに辛かったんでしょ？死にたかったくらいだったんだから。それに，これはあの子の気遣いだしね？だから大丈夫よ。」

小悪魔 「…あの，良かったら紅魔館…。来ませんか？」

咲夜 「…それで，私が紅魔館に来ることになったのよね。…ねぇこあ，なんであの時…。ああなったか教えてくれる？秘密にするから！」

小悪魔 「はい…。それが…。」

咲夜 「…なるほどね。じゃあ，あの敵さんはあなたと…。」

小悪魔 「はい…。それで，私のためにと復讐を…。」

咲夜 「…間違っているなら，教えてあげなさい。玲衣亜だって，あなたに教えたでしょ？命の重さを…。」

小悪魔 「おし…える…。」

咲夜 「そうよ？仲がいいなら，教えてあげるべきよ。学校とかと同じよ？相手が問題を間違ってれば，正しい答えを教えてあげる。それは，信頼している人にしかできないことよ。」

小悪魔 「はい…。私，頑張ってみます！」

咲夜 「頑張りなさい？きっと…。その人は…。」

レミィ 「みんな！大変よ！」

フラン 「どしたのー？」

レミィ 「フユラちゃんが…。」

いないのよ…。 終わり★