小説 目玉焼き

5 2025/01/12 19:02

ある日突然、私は目玉焼きを作ってみようと思い、準備をした。卵1個に油少し。油はほぼ目分量だが、問題はないだろう。油をフライパンにしき、まんべんなく油が付着するように油の雫をフライパンを傾けて転がす。

そして私は火をつけた。さあ、卵を入れるぞ。

調理開始

私は卵を両手で割って入れ、殻を排水口にポイッと投げ入れた。割り入れた卵はジュージューと鳴りだし、白身が焼けてくる。そこにすかさずクレイジーソルトをかける。母が目玉焼きにおすすめでしていたのだ。その途端、おいしそうな匂いが部屋中を漂った。そういえば換気扇をつけるのを忘れていたと思い、慌ててオンにする。そうするうちに白身はどんどん白く染まっていく。

私はコップに小量の水を入れ、フライパンのふたを持った。緊張の瞬間… 水をフライパンに入れ、ふたをすかさず閉める。フライパンはさっきよりも音を立てており、少し怖い。私の家では目玉焼きは蒸し焼きにするのだ。私は一分のタイマーをかけた。一分ほど蒸し焼きにすれば半熟トロトロの黄身になるからだ。

調理途中〜いただきま〜す

一分後、気をつけて蓋を取る。途端、パチパチと花火のような音がする。フライパンをのぞき込むと、そこには白、黄色2色のきれいな目玉焼きがあった。「成功や!」私は思った。私はすぐにそれを皿に盛り付け、食した。

目玉焼きの味

始めて作った自分の目玉焼きの味は最高だった。やはり自分で作った料理が一番うまい。ほどよくクレイジーソルトのかかった白身と半熟とろりとした濃厚な黄身がとても美味だった。私は皿を洗いながら思った。また作ってみようかな。と。

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暮らし2025/01/12 19:02:17 [通報] [非表示] フォローする
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1: 紫のお紅茶 @okocha 2025/01/12 19:02:21 通報 非表示

投票よろ


2: K.ドラ93 @doraaa 2025/01/12 19:41:18 通報 非表示

目玉焼きか…確かこの前ラピュタを観ていた時にパズーの作ったパンに作ったことがある。予備知識は卵を焼くということだけの私が作る目玉焼きは当然焼き焦げになった。卵らしからぬ焦げの匂いが充満して初めて換気扇をつけていなかったことに気づく。白身は黒黒としていたが蓋をしてなかったため黄身はまだ固まっていない。「どう食べよう…」私はため息を漏らした。この年になってまだ尚1人目玉焼きが作れないのはどうなのだろう。これまで課題やレポートに追われてまともに料理することがなかった。お湯を沸かしてラーメンに注ぐことはあれどそれだけだ。自炊をしようとは思い立ってフライパンに油を張るも後片付けが面倒くさくなって2度目はない。自炊したほうが良いことは分かっているのだ。いつから始める?明日?明後日?1週間後?1ヶ月後?きっと一生やりはしないだろう。

次回【ワクワクドキドキクッキング!迫る火の手と燃える町。火の出所特定までカウントダウン!?!?】
お楽しみに


目玉焼き美味しそう😋投票したよ👍


4: 紫のお紅茶 @okocha 2025/01/25 08:28:38 通報 非表示

>>3
ありがとうございます!!


>>4
いえいえ!!


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