【バレンタイン総選挙】青春チョコレート
※すとぷり様の『青春チョコレート』の歌詞を元にして作っております。
主人公→七瀬 愛(ななせ まな)
登場人物
莉犬くん・るぅとくん・ころんくん・さとみくん・ジェルくん・なーくん
轟 隼人(とどろき はやと)
丸山 花(まるやま はな)
この物語の舞台は高校です!
ではどうぞっ!
愛「はぁ……。」
私は1人ため息をつく。そう。今日は待ちに待ったバレンタインの日。ドキドキが止まらない。
今年こそは隼人くんにチョコを渡して見せる…!そして告白するんだ!
花「あっ,愛!そういえば今日バレンタインだよねっ!誰かにチョコ渡すの〜?」
花「好きな人いるんでしょ〜?」
愛「ええ…いないよ笑」
花「…じゃあ先に教室行ってるね!」
愛想笑いしかできない私を,一歩,また一歩と置いていく。
それと同時に,一歩,また一歩と足音が私に近づいていく。
隼人「愛,おはよう!」
愛「お,おはようっ!」
隼人「一緒に教室行こ!」
愛「うん!」
だけど何やら視線を感じる…。
莉犬side
莉犬「愛…何であんな奴と……。」
るぅと「今年こそは2個以上もらいますからね!!チョコ!!」
ころん「僕一昨年も去年も0個だったんだけど…。」
さとみ「シッ!!バレるだろ!!」
ジェル「バレンタインだけに?さとちゃん超ウケる笑」
ななもり。「ジェルくーん静かにねー」
愛と幼稚園の時からあんなに仲良しだったのに…。高校入った途端隼人のことばっかり……。俺のこと嫌いなのかな……?だから最近俺が話しかけても振り向いてもらえないのかな……。
愛「あ,莉犬くん!おはよっ!」
莉犬「あっ…お,おはよっ……。」
愛「元気ないよ?何かあった?」
莉犬「いや…別に……。」
隼人「愛〜ちょっとこっち来て〜」
愛「は〜い!!ごめんね!じゃあ!」
莉犬「……………………。」
るぅと「莉犬?」
ころん「まさかフラれた〜?」
莉犬「フラれてないわっ!!実はかくかくしかじかあいうえおで………。」
さとみ「なるほどな……よし!ゴニョゴニョゴニョ………。」
莉犬「えっ……それ行けんの!?」
ジェル「まあやってみろよ!!」
ななもり。「仕方ねえ……。莉犬に愛は譲るぜ!!」
莉犬「…………わかった。今日,誘ってみる……!!」
5人「がんばれよ〜!!」
愛side
莉犬「ね,ねえ愛!!」
愛「莉犬くんどうしたの?」
莉犬「今日の4時10分…体育館裏来て……!!」
愛「わかった!(でも放課後は先に隼人くんに告白しなきゃな…。)」
〜放課後〜
愛「は,隼人くんっ!!」
隼人「どうしたの?」
愛「あ,あのこれっ……チョコなんだけどっ……。その……よかったら……つ,付き合ってください!!」
隼人「……………ごめん。」
愛「えっ……。」
隼人「実はもう,花と付き合ってるんだよね………。さっき告白されてさ?だからできないんだ。」
愛「そっ……か……。そうだよね……。じゃあね!!」
嘘……。高校に入ってから…ずっと一目惚れして…。付き合おうって決めてたのに………。
愛「えーっと……体育館裏ってここだよね……。」
莉犬「っ……。(もう4時10分だあ……。)」
愛「あ,莉犬くん!」
莉犬「愛……。その……えっと……。……これ,チョコ!!」
愛「ふぇっ……?」
莉犬「作ったんだけど……。受け取ってくれる…?」
愛「あ,ありがとう……。」
莉犬「その……隼人よりはダメかもしれないけど……隼人の方がいいかもしれないけど……。ちょこっとだけ言わせて欲しい……。」
『大好き』
愛「……!?」
莉犬「すぅぅぅぅぅぅ……。」
『大好きーーー!!!』
莉犬「………………?」
愛「……………ふふっ」
『私も大好き』
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