チョコを探す奴【バレンタイン総選挙】
僕は、いつもなら憂鬱な学校に向けて準備をしている所だが今は違う…。なぜだって?そう、バレンタインだからさ……
いつもより足軽が軽く飛んでいきそうな程、体が軽い…登校途中は女子にファンサービスとしてウィンクをしている…俺のカッコよさに引いているようだ…効果は抜群だろう…
学校に着いたと同時に、雷のごとく下駄箱に向かい扉を開いた…
[ないっ…!?]と、思わず声に出してしまった…、。だが、よくよく考えれば下駄箱に入れるのはナンセンス!チョコが臭くなってしまう!そう考え教室に足を運んだ…。男子はみな、机をドラミングしている…多分チョコがなかったのだろう……。だが俺は違う…ゆっくりと席に着き机の中を触った…
[ハァっ!?]チョコがなかった……。僕は何も理由が分からず、人生初めての困惑をした…。だが!よくよく考えれば学校にチョコを持ってるくるのはナンセンス!やり方が古い!そして放課後まで待った…。給食はチョコがあった…。だが俺はチョコを貰う側!!そう思い、ポッケにしまった…。待ちに待った放課後、俺の邪神が見えているのか…?誰も近づかない…女子はおろか男子までも…そして1日中LINEを見つめていた…そんなこんなしてるうちにバレンタインが終わった…。今年も貰えなかったのだ…
[誰でも良いからくれよ!]となげいたが残るのは虚無…ふとポッケを見ると、チョコがあった…そう俺のバレンタインを貰った相手は給食のおばちゃんだったのだ………!、泣きながらチョコを食べたとさ…
終劇
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