【春総選挙】また、会えるよね、、、、、?(ちょいホラ)
今年も思い出す。
あの春のことを。
それは遡ること5年前___
俺は結久(ゆうと)、小学5年生。
俺には大親友がいる。
結久 お〜い!釉夜(ゆうや)〜!
釉夜 何だよも〜相変わらず声でかいな!
こいつは釉夜、年は俺の1個上の小6で家が隣。
は?ってなるかもしれないけど、俺は、釉夜のことが好き。
釉夜は引っ越すから俺が小学校を卒業したら言うつもり。
出来事はその日の夕方だった___。
ニュースキャスター 只今速報が入りました。今日午後4時半前後に小学6年生の北原釉夜さんが轢き逃げされました。また情報が入ったらお知らせします。
えー次のニュースです、、、、
俺はこのニュースを聞いたあと、しばらく動けなかった。
お母さん 、、、、、、久!結久!どうしたの?
お母さんの声でハッと我に返った
そうだ、まだ釉夜が助かる可能性はまだあるんだと自分に言い聞かせ、新しい情報を待つ。
このときは5分が1時間のように感じた。
ニュースキャスター えー先程の小学6年生北原釉夜さんがひき逃げされた事件にて、北原さんが死亡されたことが確認されました。
俺は気づけば自分の部屋で泣いていた。
俺は今日、もう動かなかった。
翌日___
俺は学校に行く気がなくなった
放課後俺の友達の紺屋(こうや)が訪ねてきた
紺屋 お前なんで休んだんだよ!
こいつがこんな事を言うのはもちろん釉夜と親友なことを知らないからだ
結久 ちょっと、ね。
結久 例えば親友が死んじゃったら、どうすればいいと思う?
紺屋 自分も死んだら会えんじゃね、まあ冗談だけど!!
結久 あ、ごめん!用事思い出した!じゃーね!
俺は自分の口から勝手に出た言葉に驚いた
俺は気づけば屋上に来ていた
体が勝手に動いた
『また、会えるよね、、、、、?』
そう言ってあの世に飛び立った。
はずだった___。
『危ない!』
終わり
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