僕のヒーローアカデミア✖︎東方Project ヒーローと巫女さん 第四話:新居

4 2025/09/02 23:29

紫から貰ったとても細かく詳しく長ったらしい論文の様な小説の様な手紙、それを読み終えた。

「はぁっ、長かった〜」

私は手紙を持ちながら手を組みながら頭の後ろへ伸ばしてパキパキと関節を鳴らして体をほぐす。そして、一息つきながら立ち上がって机に雑に置いた手紙を再度取り、外の世界へ出る為に、自力でスキマを開けようとしている時に、後ろからいきなり声をかけられた。

「霊夢、ちょっと待って」

そこにいたのは八雲紫だった。寝癖か少し髪が解れていた。椅子などを用意しずに、長い手紙を読ませた紫に対しての怒りもあったが、今はそれを我慢した。そして、紫がスキマを開いて、向こう側から何やら服を持ってきた。

「ごめんなさいね、月とのいざこざのせいで、遅くなってしまって、それで外の世界の常識的な服、とりあえず貰っておきなさい。急いで服を着て、外に出て、後は手紙に込められた引きつけられる妖力に従いなさい」

紫が服を手渡す。そして紫は母親の様な顔をして笑いながら言う。

「頑張ってね、霊夢」

「言われずとも」

会話が終わると紫はまだ、忙しい様で、直ぐにスキマを開け、向こう側へと移動した。そして、私は紫から貰った服を確認した。服の見た目は私の巫女服をそのまま外の世界でも着れる様に仕立て上げた様な服で、紫の関係と時間、妖力の有無から、霖之助さんではなく、咲夜が縫った様だった。材質は知らない物だったが、なんだか苦い思い出が蘇った。寸法は少し大きくて、パーカーもあり、ポケットはかなりの数、縫い合わせてあった。どのくらいの物入るかポケットに手を入れていると、何やら中に物が入っていて、それは外の世界で現金呼ばれる物と通話用なのかスマートフォンと呼ばれる物が入っていて、何処からとって来たのか現金は二十万円ほど綺麗に折り畳んで入っていた。そして、服を着て、スキマを開いた、それで私が以前いたビルの下、人目につかない小径へ出た。大通りに出て空を見上げると紫の手紙を読む前は朝だったが、今では午後三時頃だという事を体感だが確認した。天気は晴れだったのが、雨に変わった様で、生憎、傘を持っていなかったので、傘を買った。そして、手紙に込められた磁石の様に闇雲に何かに惹きつけられる妖力を手掛かりに、そっちの方へと、歩いて進んでいった。

まだまだ、雨は降っていて、空ももう暗くなっていたが、幻想郷とは違い、街灯に照らされ明るかった。目的地らしい所、その小さな一軒家に着くと手紙は塵になって消えた。─妖力を調べると時限式で消える様になっていた─家のテレビモニター付きインターホンを押す。雨で聞こえづらいが、驚いた様な声が一瞬聞こえて、こっちへ向かってくる音がする。そして玄関の扉が開く。

「こんばんは、霊夢さんじゃないですか、珍しいですね。逆は」

落ち着いたのか、いつもと同じ様な喋り方になっていた。

「紫からの依頼でちょっとこっちに」

「流石に雨の中は、アレなので、どうぞ上がって下さい」

そうして、宇佐美菫子の家へ上がった。中へ上がると時に、スリッパを出してもらった時の靴箱の中のや、家の時間帯に対しての静けさ等々から、親は少なくとも、ここにはいないことがわかった。─いると少し面倒だから─そして、リビングに招かれて、飲み物を提供してくれた。─時計を見ると午後六時三十七分だった─

「どのくらい家泊まるつもりなの?」

「短ければ二ヶ月、長ければ二年ってところかしらね、というか、すんなり受け入れてくれてるけど、大丈夫なの?」

「それは大丈夫です。お金は多分、紫さんが何とかやってくれると思いますし、ここの家は私以外住んでいません」

「一応、目的は調査ね、こっちの影響が外に出ちゃったみたいで、そのせいで個性が出来たって言う話だから」

「紫さんも、こんなんになるまで、よく放っておきましたね」

そうして、霊夢の長い一日が終わった。

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タグ: ヒーローアカデミア.. 東方Project.. 巫女さん

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