彼が。

2 2025/10/03 18:19

僕は男。でも可愛いものが好きだし恋愛対象は男だ。母や父には泣かれた。酷いことも言われた。僕の好きな物も好きになる人も母や父には関係ないのに。

そんな僕にも好きな人がいる。かっこよくてサッカーを習ってる。外を走ると短い髪が風で揺れる。特に優しいところが好きだった。でも僕と彼はただの「友達」。彼は僕に特別な感情を抱いていないし、僕のことを好きと言っても「友達」としての好き。僕は何度、友達の好きに苦しめられたか。あれから何年もたった。今はもうどうだっていい、訳がな〜い。今も彼のことが好きだ。けど彼は今度、結婚式を上げるらしい。彼を好きだったと言う気持ちに蓋をしなければいけない。嫌だと言う気持ちと友達として祝わなければいけないと言う気持ちが混ざり合いぐちゃぐちゃになる。結婚式、出るのやめようかな。いや、でも彼のことだ。無理やり引っ張り出してくるだろう。色々考えながら何日も経っていく。結婚式前日まで来てしまった。どうしよう。僕は歯を磨きながら悶々と考える。するとインターホンが鳴る。ゴロゴロペッ!僕は歯磨きを置いてドアを開ける。立っていたのは彼だった。

「よぉ!久しいな!元気だったか?」

「何だよ、自慢しに来たのか?」

僕は久し振りに会った彼を家に招く。彼は俺のベッドに腰を下ろす。

「それよりさお前タキシードかドレスどっちがいい?」

彼は僕に向かってそう言ってきた。新婦の服ってことか?なんで俺に聞くんだ?俺は不思議だったがサラッと答える。

「そんなのドレスじゃないのか?」

「そうか。お前服のサイズどんくらいだったっけか?」

また聞いてくる。なんで新婦の服に俺の服のサイズが知ってる必要があるんだ?

「なぁ、さっきから何だよ。なんで新婦の服に俺の服のサイズが必要あるんだ?」

「ん?そりゃあお前が新婦だからだろう?なんだ、お前忘れたのか?」

彼が言うには僕は成人式の日居酒屋で泥酔して彼に介抱してもらった時に

「好きなんだよぉ、気持ち悪いのは分かってるけどさぁ。仕方ないじゃないかぁ」

と僕は呟いたらしい。それで彼が

「なら来年に結婚式でもやるか。」

と悪ふざけ程度で言ったらしい。それに僕は笑って嬉しいなぁ、と小さく呟いた。その可愛らしさに惚れたらしく彼も僕のことを意識するようになったらしい。

「どうする?結婚式辞めるか?」

彼は不安げな顔で聞いてきた。涙目でシュン、として言うもんだから僕は何故か照れてしまう。

「いや...やりたい...」

僕は彼との結婚式を開いた。みんな祝福してくれて僕の母も父もあのときはごめんと謝ってくれた。あぁやっぱり、好きな人と結婚するのは幸せだ。たとえ誰からも祝福されなかったとしても。二人の道を歩んでいきたい。

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その他2025/10/03 18:19:49 [通報] [非表示] フォローする
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1: ラナ @ruuna 2025/10/03 18:21:59通報 非表示

男同士の恋!


3: ラナ @ruuna 2025/10/03 18:57:02通報 非表示

>>2
いやノーマル


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