チュウチュウ吸血
「ふぁぁ...」
転校生としてきたクール系美女。花音さん。学校に来てまだ一週間もたってないのにみんなの中心になった人。そんな人が今前の席で眠そうにあくびをしている。確かに国語の授業ってつまらないし退屈だけど...さすがに寝てたら怒られちゃうだろ。俺は花音さんが座っている椅子を軽く蹴った。
「んぁ!?...ふぁぁ」
花音さんは起きてすぐまたあくびをし始める。もう手遅れだ。このまま寝て先生に怒られるだろう。俺は花音さんのあくびが移ってしまったらしく眠たくなってきた。伸びをして机に突っ伏す。すぐにウトウトしてきて眠ってしまう。すると何かでおでこをグリグリとされる。そぉっと目を開けると花音さんがボールペンで俺の眉間をグリグリとしている。
「ん〜...」
俺はわざと大きめの声で唸ると花音さんはビクッとして前を向いて勉強をするふりをしている。そのまま顔を上げる、と腕が少し痛いのを感じ見てみると赤い2つの点があった。何だろう、これ?俺はつついたりむにゅっとしてみたりすると血が出てきた。なにかに刺されたのだろうか。もしそうなら花音さんが追っ払ってくれればいいのに。
続く
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