裏声だけで[文盲の女]歌う
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ポケットの中、手鏡一つ。ポケットを叩きゃ私は二人」
「シューゲイズ、耳鳴りは、贖罪意識」
「私はマイナスゼロの中、チムチムチェリーの旋律になるの。ダウニー香る頃、私は空よ」
そんな話を数千回 アレの後の虚無も相まって
そんな話を数千回 仕舞いにゃ俺は泣きたくなる
嗚呼、また金属的な恥だけあの娘の身体に消えてった
「分別のマスカレイドで、呪われた果実に私がなれば、未開の部族みたいに求愛してよ」
そんな話を数千回 アレの後の虚無も相まって
そんな話を数千回 仕舞いにゃ俺は泣きたくなる
嗚呼、また金属的な恥だけあの娘の身体に消えてった
情と色の間抜けな方便 幻に媚びを売るみたいに
果てた後のザラつく感じ、幼さが何かに妙に汚らわしく想えてく
されど一人になり、やおらアレの後の虚無も消え去って
夜を漂って行く内に、次第に誰か抱きたくなる
頭は保留中のエーデルワイス 首から下だけ別の人
道行く人の貞操感に、仕舞いにゃ俺は泣きたくなる
嗚呼、今、俺の中で確実に、何かが弾けて死んでった

