名前のない小説
㋸「おはよ〜」
㋷「ルナ!おはよ〜」
私はリナと挨拶を交わし席につく。リナは人懐っこそうに腕に巻き付き話し始めた。
㋷「それよりさ〜今日、転校生が来るの知ってる?」
㋸「あぁ、職員室前通った時聞こえたよ。海外の子なんでしょ?たのしみだねぇ」
㋷「そうそう!フランス人...なのかな?白い肌と金髪だったから」
㋸「へ〜そうなんだ、ま。そこまで興味はないかな〜」
㋷「え〜...でもイケメンなんだって!」
リナはキャーキャーと騒ぐ。全く、恋なんかより勉強をしてほしいね。
㋸「それより、今日テストあるんだけど勉強ちゃんとやって来たの?」
㋷「あ...ルナ〜お願い!ノート見せて♡」
㋸「い・や・だ!私は何度も教えたからね!」
㋷「そんな〜...」
そう言うとリナは自分の席についてチラチラとこちらを見てくる。
㋸「〜!今回だけだからね!」
㋷「わ〜ん!ありがと〜!今日のスタベ奢っちゃう!」
㋸「あ、それはありがたい」
ノートを持ったリナは私の机で書き写す。そんなんで点を取れたら苦労しないのに。
㋷「ふ〜、ありがとうルナ〜!」
㋸「いいよ、スタベ奢ってね、キャラメルフラペチーノ」
㋷「うっ!...分かった〜」
キーンコーンカーンコーン。チャイムが鳴る。私はリナを自分の席につくよう促す。リナは自分の席につくとこちらに向かってグッと親指を立ててきた。呆れて何も言えない。
㋝「は〜い、全員席に付いてるな。まずは転校生を紹介する。
みんな...というより女子がざわつく。もちろんその中にはリナもいる。私はため息を付く。ガラッと教室の扉が開く。そこには高身長で金髪青い目の青年が立っていた。
?「こんにちは...」
㋝「自己紹介を頼む」
㋐「あ、アランと言う。よろしく...」
緊張しているのか耳まで赤くおどおどしている。女子たちはかわい~♡と騒ぐ。
㋝「静かに!アランはルナの隣の席だ。」
㋐「る、ルナ?ルナって...」
㋝「あ〜...ルナ、手をあげてくれ」
渋々手を挙げる。アランはこちらを見てパァッと目を輝かせこちらに来る。そして隣の席に付いた。
㋐「よ、よろしくね!」
㋸「...よろ」
続く

